友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

なぜ暴力団はダメなのか

2011年08月24日 22時45分56秒 | Weblog
 タレントの島田伸介さんが暴力団との交際を理由に引退を表明した。私は島田さんの番組を見たこともないが、昨日テレビニュースで会見していたのをチラッとだけ見た。彼はセーフと思っていたが、会社はアウトと言うので、ルールを守れと後輩にも厳しく言ってきた手前、潔く引退することにした。そんなことを話していた。よくわからないのは、島田さんが暴力団とどんな付き合いをして来たという内容だ。この程度までならセーフだろうと思っていたというが、その中身をを語ってもらわなくては言っている意味がわからない。

 相撲でも暴力団との付き合いが取り沙汰された。相撲も芸能も興行をヤクザが仕切って来た歴史がある。暴力団は芸能人との関係を深めることで、何を得て来たのだろう。また逆に芸能人は暴力団と付き合うことで何を得て来たのだろう。お互いにメリットがなければ関係は成立しないはずだ。相撲や芸能は暴力団と密接にかかわっていると国民のみんなが熟知していればそれでよいのではないという気もする。それで国民の多くが相撲が好きだとか、芸能人が好きだとか、それは個人の好き嫌いの問題になるだろう。

 政府も暴力団は排除しなければならない方針らしい。暴力団はどういうものなのか、私にはわからないけれど、そもそも何故暴力団は存在しているのだろう。暴力団はダメというその根拠は何だろう。暴力団はダメ、右翼はダメ、左翼はダメ、赤はダメ、ポルノはダメ、有害図書はダメ、性器を見せるのはダメ。人はいろいろとダメを挙げて来たけれど、どうしてダメなのかをキチンと言えるのだろうか。「ダメ!」と糾弾するけれど、何故ダメなのか言えないままに納得してしまっているのではないだろうか。

 今日も井戸掘りに出かけたけれど、その時も島田さんの事が話題になった。長老は「島田伸介は全部を語っていない」と指摘する。芸能人が暴力団とつながっていないわけはないというのが長老の見解である。具体的な証拠もなくそう断言することはよくないけれど、島田さんが暴力団との付き合いをまずかったと思っていても、悪かったとは思っていないように私は感じた。芸能人を多く抱えるテレビ局や劇場などは暴力団とは無縁なのだろうか。むしろ資本が暴力団的な働きをしていないのだろうか。

 「島田も悪い顔つきだが、そんなことを言ったら小沢の方がもっと悪人面をしている。民主党の代表選挙で、どうして党員権を停止になっている者が、ああも堂々と発言しているのか、小沢こそ暴力団だろう。いや暴力団以上だろうな」と長老の小沢批判は続く。確かに民主党は堕落し切っている。なぜ、小沢一郎さんの政治姿勢がダメなのか、わかっていない。あれはダメだ、これはダメだと切り捨てるのは簡単だが、その理由をキチンと説明しないと堂々巡りになってしまう。島田伸介さんに、なぜ暴力団はダメなのか、キチンと聞いてみたいと思う。
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