友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

高齢者講習

2014年02月08日 18時31分14秒 | Weblog

 昨日は一日中寝ていた。姪っ子から電話があり、「母が脳梗塞になったので、今いる病院では対応できないからもっと大きい病院に緊急入院する」と言う。姉は12月に脊椎管狭窄症のため入院していたが、先月見舞いに行った時は元気だった。リハビリも始めていて、得意そうに歩いていた。ただ認知症は確実に進んでいる気がした。満たされた素敵な笑顔だったので、苦しむことなく逝けるなら、あの笑顔のままで逝って欲しいと思う。

 「わかった。明日は見舞いに行く」と答えたが、結局朝になっても行く気力が出なかった。昨日の夜はおかゆを作ってもらって食べたが、おかずは何も食べられなかった。今朝、いつものようにパンとバナナは食べられたが、牛乳とトマトジュースで無理やり流し込む状態だった。姪っ子に「体調が悪いから、今日は行けない。何かあったら必ず連絡してくれ」と電話して、そのままフトンにもぐりこんで眠った。

 昼からは運転免許の書き換えのため、高齢者講習を受講しなければならない。講義を聞くだけだというので、無理して出かけた。高齢者により事故が増えていることが最大の要因だけれど、自動車学校の受講生が年々減っていて、学校経営が難しくなっている要素が大きいだろう。受講生は6人で、運転免許の更新講習のように大人数で講師が一方的に話したり、映画を見せたりということがなかった。

 眠くならないようにと、時間の使い方もうまく配分されていたし、特にこの学校では途中で、コーヒーやジュースが出る。これが評判で受講生は多いようだ。運転能力や判断力は同年者に比べればよい方と診断されたけれど、視力検査では「ギリギリですね」と言われてしまった。最近、見難くなっているとは感じていたけれど、やっぱりそうかと思った。講習が終ると校長が出てきて、高齢者の交通事故について話し、ひとり一人に受講修了書を手渡した。

 学校から帰る時、校長が玄関の前で見送ってくれた。大人の、口喧しいであろう高齢者受講生への手厚いおもいやりである。私も友だちに、「あの学校がいいよ」と話したくなる。明日は法事があり、明後日は大和塾の「新年茶会」だ。未だに食欲はない。体調が戻ってくれればいいが‥、多分、大丈夫だ。

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