真夏のような一日になった。そういえば、昨日の朝、セミの声を聞いた。それはアブラゼミだったけれど、一昨日はクマゼミが飛んで来るのを見た。クマゼミの北限が延びていると聞いたけれど、それにしても現れるのにはまだ早いような気がする。今年は蚊の発生が昨年より早いという。人間の身体の変化では、男子に無精子が多くなっているらしい。原因はストレスというから不思議だ。
産業革命で人類は大きく変わった。大量生産は人類に豊かな生活をもたらすはずだった。科学は考えられない速度で発展した。にもかかわらず、人類はかつて経験したことのない不幸な出来事を抱え込んでいる。原爆は人々を死に追いやるほどたくさんある。人を救うはずの宗教家が「異端者は殺せ」「邪悪な者は抹殺せよ」と叫んでいる。医療は素晴しく進歩したのに、新たにたくさんの病気を作り出した。産業の発展はますます多くの貧者を生み、環境を破壊し、生物を絶滅へと追いやっている。
人類の滅亡は何によるのだろう。考えられるのは、1)流れ星が地球にぶつかる 2)火山活動が活発になって酸素が不足する 3)大気汚染が進み地球の環境が大きく変わる 4)水・食糧の不足 5)天然エネルギーが無くなる 6)子孫が残せない 7)戦争。いずれにしても人類は30世紀を迎えられないだろうと予測されている。それまで生きていないこともあるけれど、私自身は楽観的で、人類は自らの英知で乗り越えていくだろうと思っている。
そう思いながら、でもなあーと考えてしまう。中東の紛争はなぜ収まらないのだろう。同じイスラム教徒でありながら、パレスチナとイスラエルは民族が違うだけで、殺し合いが続いている。旧約聖書は彼らの祖先の話を集めたものだが、もちろん殺し合いもあったけれど互いが物を分け合う話もある。神が何を望んでおられるかと考えれば仲良く暮らすこと以外にはない。そう思うと、人類の滅亡の8番目は天罰ということかも知れない。
市からフェイスブックに参加するようにと誘われた。どういう仕組みなのか今ひとつよくわらないが、勉強してみるつもりでいる。午後6時、それにしても暑い。