友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

外国を旅行する

2019年02月08日 18時20分11秒 | Weblog

  中日新聞に折り込まれた地域新聞を見ていたら、知り合いの親子の写真が載っていた。春休みを利用して5日間、グァムで語学研修をする記事だった。5日間でどれほどの成果を上げられるかと言う人もいるが、子どものうちに他の国へ行くことは貴重な体験だと思う。この子たちは、外国を知らずに外国の悪口を言う、恥知らずにはならないだろう。

 明日は市の国際交流協会が主催する「アジア太平洋フェスティバル」の手伝いに出かける。インドヨガの体験や、北インド舞踊とインド楽器の演奏などが行われる。インド人は基本的にはアーリア人系だから、白人に共通する目鼻立ちである。インドで仏教は生まれたものの、圧倒的にヒンズー教徒が多いと聞く。

 教員になって間もない時、大学の先輩が「一緒にインドへ行かないか」と誘ってくれた。先輩は現代美術の世界では有名人で、ニューヨークでも展覧会を開いたほどの実力者である。名もない私に声をかけてくださっただけでも光栄だった。にも拘わらず、高教組で一緒に活動していた仲間の許可が得られず断念してしまった。

 組合の仲間のことなど無視して、一緒にインドへ出かけていたら、私の人生も大きく変わっていただろう。もし、あの時、インドではなく中国へ行こうということなら、もっと強く行きたいと思っただろう。インドも歴史のある神秘的な国ではあるが、残念ながら中国ほどはよく知らない。中国のことは物語や言葉の意味やあるいは生活習慣の中で知ることも多い。行ってみたい、観てみたい、その気持ちは強くあった。

 私が初めての海外旅行はイタリアで、ヴェニスとフィレンツェを見て回ったが、その時の感激は今も忘れられない。イタリアに魅せられて、子どもの絵の交換でも出かけて行った。この時は農家で昼食をいただいたが、その家のおじいさんがカンツォーネを朗々と歌ってくれ、「人生を楽しむために働く。働いて楽しむのではない」と教えてもらった。

 明日の夜は、「夏祭りの慰労会と新年会」。ブログは休みます。

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