まだ2月だと言うのに、風もなく陽気のよい日だったので、犬山市の大縣神社にしだれ梅を見に行ってきた。300本余りの梅はまだ8分咲き程度だが、急な斜面を鮮やかに彩っている。たくさんの見物人が来ているが、ほとんどは私くらいの年代の人だ。
大縣神社はかなり古くからある神社で、社内には姫石という女性性器に似た石が飾ってある。男たちは面白がってこの石を撫でまわしていく。大縣神社の南10キロのところには、男性性器を祀った田縣神社がある。子つくりは五穀豊穣につながるから、2つの神社は1対となって地元の人々に守られてきたのだろう。
2020年2月20日、小4の孫娘は初潮があったという。身体の大きい子だから、早いのではないかとカミさんは話していたが、子どもから大人に変わっていく時なのだろう。「姫神社に来たのだから、記念にお守りを買ってあげたら」と言うと、「そうね」と言いながら、随分迷って買い求めていた。
せっかくここまで来たのだからと、メナード美術館に寄り所蔵企画展『額縁の向こうの音楽』を観て来た。所蔵作品を展示したものなので観たことのある作品が多いのに、いつも感心するのは題名の付け方であり、テーマごとの作品の解説が実に見事だ。作品の目録よりも、解説の文書の冊子がないかと思ってしまう。
最後の締めは、石造りの食事処での昼食。夜は居酒屋なのだが、ここまで来ることはないので、ランチで我慢する。メニューを見ると、やはり夜に来たくなるような献立が並ぶ。まてまて、明日は「この街の同年者の集い」を開く。その店も和食のはずだ。飲む話が多過ぎるから、このブログを見ている人から、「お酒がお好きなんですね」と言われてしまう訳だ。
そんな訳で、明日はブログを休みます。