卒業した小学校のジオラマを見ていて、遠い昔を思い出していたが、今日は明日からの旅行に向けてバタバタしている。午後、「同年の集い」の会計報告のため幹事で集まるが、ひとりが「遠慮させてもらう」と言う。新型コロナウイルスを警戒してのことだろうからやむを得ない。
愛知県も感染者は57人となった。学校が休校となったのに歩調を合わせて、公共施設も閉鎖になった。楽しみにしていた名演の3月例会『マクベス』も中止になった。ロシア人演出家の話題作だったので観たかったのに残念だ。
新型コロナウイルスの感染は、この3月が山場と言われて自粛ムードなのに、「本当に出かけて行っていいの?」とカミさんは心配する。「嫌ならあなたは降りてもいいよ。代わりの人を探すから」と言ったら怒られた。心配しながら出かけても楽しくないだろうと気を遣ったつもりなのに、下心を見透かされた。
出入国を禁止したり、不要不急の集まりを抑えたり、国は出来る限りの対策を行う。それは当然のことだが、私が打ち合わせ会に出たり、旅行に出かけたりするのは私の責任だ。働いている世代は必死なのに、ジジババ世代はのんびりと旅行なんて、世の中可笑しいと言う人もいるので、申し訳なさそうにしていないと叩かれそうだ。
クラブツーリズムに問い合わせたら、「中止にはしていないので、身体に気を付けてお集まりください」との返事だった。旅行会社はキャンセルの対応で大変だろう。知り合いの会社はクルーズに特化した旅行を多く企画しているから、この先どうなるのだろう。
知り合いの娘さんがカミさんにメールして来た。「よく笑い、よく食べ、免疫力アップ旅行に!気を付けてお出かけください」。ありがとう、行ってきます。明日と明後日のブログは休みます。