台風7号の影響で、空は薄い雲に被われ、強くは無いが絶えず風が吹いている。カミさんは新聞の数独問題に夢中になっている。私の友だちも脳トレのためと称して、数独に熱心だったが、ふたりとも専攻は理科である。論理的に考え、計算するのが得意なのだろう。
私は同じクイズなら、漢字の読みや言葉の意味を解く問題の方が好きだ。漢字は読めても、それをいざ書くとなると、さっぱり思い出せない。辞書を使って読んだり、意味を知るからなのか、今見た漢字でさえ書けない。
今日は水曜日なので、ふたりで出かけることが多いのに、台風のせいか出かける気になれない。結局朝から、甲子園大会を見続けてしまった。高校野球は選手たちの真剣なプレイ、応援する生徒たちの一生懸命さが伝わってきて、ついつい見続けてしまうのだろう。
広島の広陵と神奈川の慶応の試合は凄かった。3回までに慶応3点、広陵1点だったが、広陵の方がよく打っていた。6回と7回に広陵は1点ずつ加え、3対3の同点となったが、10回タイブレーク戦は慶応が制した。ヒットの数を比べると、広陵の13に対して慶応は8しかない。
これが高校野球の難しいところなのだろう。慶応の監督の勝利インタビューを聞きそこなったが、勝った要因は何だったのだろう。高校生たちの真剣さに比べ、全国戦没者追悼式での岸田首相の挨拶は、「積極的平和主義の旗の下、国際社会と手を携え、世界が直面する課題の解決に取り組む」と、具体的では無かった。
さらにひどいのは、マンガ大好きな麻生副総裁で、台湾での公演で、「戦う決意が必要」などと煽っている。緊張が高まることで儲ける人がいるのだろう。そういう人は平和になっては困るのだ。世界平和に向かって何をするべきか、高校生の方が真剣に考えていることに私は期待している。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます