お待たせしました。7月11日以来12日間もブログを休んでしまいごめんなさい。今日からまた、再開します。
体調がおかしいと10日のブログに書きました。ワインを飲んで、上牛肉を食べて、とてもいい気持ちで寝たのに、10日の午前1時過ぎから水のような便が何度も出ました。11日の朝になっても黒色の水便は止まりません。頭が痛いとかお腹が痛いとか、そういうことは無かったけど、ただ横になってばかりいました。
それで、いつも通っている医院の午後の診察を受けようと思い、これまでの経過と症状をレポート用紙に記し、同じものを飲み食いしているのにカミさんは症状が無いことも付け加えました。医者は私にベッドで横になるように言い、下着を下げて肛門から何かを入れて腸を見て、「お腹の中、真っ黒だよ。これはもう緊急搬送だね」と言いました。
救急車に乗せられて、名古屋の日赤病院へ送ってもらいました。長女が勤めているし、カミさんが通うにも都合がよいと思ったからですが、知り合いが居ることはとても心強かった。病院に着くと、4人ほどの医師が私の症状について話し合い、すぐさま口から内視鏡での診察と治療になりました。
これまでも内視鏡検診を受けたことはあったけど、こんなに苦しい思いをしたのは初めて。モニターの画面を見ながら医師たちが、「もう少し右」とか「奥へ」とか勝手なことを言い合いながら器具を操作し、その度に私は地獄の苦しみです。「洗浄してクリップ(?)で留めます」とか、もう勝手にしてくれというより、もう殺してくれと願うばかりでした。後日の病名欄に十二指腸潰瘍とありました。
翌日も、「昨日の治療の結果を見ます」とまた内視鏡を入れられ、「出血は止まっていますね」と声を掛けられ、採血されたり、CTで検査されたり、輸血されたり、とにかく医師の指示に従い、病室でジッとしていました。病室は快適です。本を読んだり、テレビを見たり、眠ったり、好きなように暮らせます。若くてかわいい看護師さんが入れ替わりやって来て、優しく声をかけてくれます。ズーとここに居たいと思うほどでした。
今朝、退院が認められ、医師から「脂っこいものや繊維の多いものは避けてください。コーヒーとお酒も次の診察まではダメです」と言い渡された。コーヒーを飲みながらのショートケーキも、お酒を飲みながらのマグロも、ワインでステーキもしばらくはダメです。家に戻ると玄関に花が活けてあった。カミさんが「退院祝いよ」と言う。えっ、粋なことをやるじゃんと驚く。病室に比べ、やっぱり我が家は暑い。
私も現在2クリニック3項目で定期的に通院してます。
検査結果で緊急性はない経過観察、ですから体調の変化には気をつけてますが好きな事は続けたいので必要以上に神経質にならないようにしてます。
若い看護師さんとの夢のような入院生活とお別れするのは残念だったでしょうが
病院は長く居る所ではありません。健康の有り難さをしっかり感じた入院生活だったと思います。
ではこれからもお元気で。
良かった……(ハート)