「夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る」。つい口ずさみたくなる朝だった。今日からは鉢の土の入れ替え作業をするぞと、勇んでルーフバルコニーに出た。小学校の運動場からは元気な子どもたちの声が聞こえてくる。
大型連休というが、今日と6日は出校日なのだ。子どもたちの元気な声を聞きながら、ひとり黙々と作業をする。友だちが新茶の袋を持って来てくれた。彼女の手紙に、「今年の八十八は、5月2日です」とあった。いつも優しい心遣いに感謝し、新茶を味合いたい。
昼食を終えて、急いで作業を開始する。ところが、いつもなら夕方から強風になることがあるのに、今日はこんな時間から北風が吹いてきた。まだ大丈夫だろうと続けていると、立っていられないほどの強風になった。これでは終わるしかない。
今日の中日新聞の投書欄に、松阪市の主婦の「変えるべきか憲法9条」が載っていた。「平和が一番だと考え、憲法を変えようとする動きに対し、(略)反対の立場でした。ロシアによるウクライナ侵攻で、長年のわが信条は大きく揺らいでいます」とある。
これだけ毎日、悲惨なウクライナの状況が報じられれば、誰もが「侵攻には武力で反撃するしかない」と考えるようになって当然だ。おそらく改憲推進派の人々は、軍事力の強化や敵基地攻撃の正当性を真剣に考えていることだろう。
だからこそ私は、「憲法9条の理念を世界に」(中日新聞の『考える広場』)と主張する雨宮処凛さんに賛同する。明日は憲法記念日、日本国憲法をもう一度読み返して欲しい。
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