友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

「自分で掴んだものが、真の力になる」

2023年08月24日 17時31分48秒 | Weblog

 薄い雲が空を被い、雨が降ったり止んだりを繰り返している。部屋の温度計は、気温28度 湿度79%。朝からエアコンは止めている。暑くは無いが湿気の多くて気持ち悪い。今朝、茨城の小3の孫娘からカミさんのところにボイスメッセージが届いた。体操教室で伊豆半島へキャンプに行ってたが、昨日、帰って来たという内容だった。

 孫娘は次女が40歳になる直前に生まれた一人っ子なので、身体は大きくなっても甘えん坊である。楽しかったと言いながら、「夜一人で泣いちゃった」と告白している。何事にも慎重で怖がりなところは、次女にそっくりだ。それが次女も気になるようで、娘には厳しく当たっているが、母と娘の気質は変わらないだろう。

 仙台育英の野球部の監督は、「人生はいつも敗者復活戦」と気の利いたことを言う。負けたらそれで終わりではない、そこからがまた新たな出発である。そんな監督に指導されてきた選手たちは、慶応の選手たちに拍手を送り、笑顔で称えていた。人生はいつでもやり直しが出来る。そう思って生きていって欲しい。

 私は自分では意識してこなかったが、やり直してばかりだった。思いがけず高校の教師になったが、組合の活動で知り合った仲間のひとりと見られ、鉄パイプで滅多打ちにされた。教師を辞めて調理師免許を取り、叔父の日本料理店で働いたり、歯科技工の仕事をしたりした後、自分で地域新聞を立ち上げた。

 「一緒にやろう」と言ってくれたのに、経理を見せてくれなかった社長に、「首長選挙に出馬します」と告げたら、「代わりはいくらでもいるから辞めてもらう」と言われ退職した。地域新聞は広告収入だけで運営していたが、広告収入は増える一方で、年間3千万円以上になっていた。さらに収入を増やすため、冊子も作った。

 どこの馬の骨だか分からない私を拾ってくれたのだから、感謝しなくてはならないのに、自分の意地を通してしまった。もっと上手くやることは出来ただろうが、変なところで意固地になっていた。それでも振り返ってみれば、充分に楽しく生きて来た。慶応義塾の野球部の監督は、「自分で掴んだものが、真の力になる」と言う。


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