マンションで花の世話をしている人たちがいる。何人かいるけれど、2つのグループがあるようだ。雑草を1本生えていない、いつも整然とした花壇にしているグループと、手入れしていないのではないかと思われるほど、自然なままにしているグループに分かれるようだ。
友だちは後者のグループに属していて、雑然とした花壇だが、季節の花が元気よく咲いていて心地よい。偶然通りかかった時、作業している友だちに出会った。「チューリップはもう注文されました?」と聞かれ、「今年咲いた球根が残してあるので、それだけにして、注文は止めてしまった」と答えた。
友だちは「赤、白、黄色だけにしたの。チューリップの花を見て、歌って歩く人がいるので」と言う。整然とではないが、ここかしこに咲いているチューリップを見て指差しながら、子どもの頃に歌った歌を思い出すのだろう。春の光景が目に浮かぶ。
岸田内閣が発足した。菅前首相の評価が大きく変わって来た。落ち目だった自民党政権がこんなにマスコミの注目を得たのは、菅さんが総裁選挙に出ないと発言し、4人の、しかも男女2人ずつが立候補し、政策論戦までしてイメージをよくしたのは菅さんのおかげという訳だ。
コロナ感染者が急激に減り、「もうこれでいいだろう」、そんな気分にさせてくれる。友だちは倉敷の大原美術館へ行く計画を立てている。観終わったら隣りの喫茶店「エル・グレコ」で1杯のコーヒーを楽しむと具体的だ。きっとそういう日が近々来るだろう。総選挙でどう変わるのか、それにもよるのだろうが‥。
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