今日は妊娠8ヶ月に入ってはじめての妊婦健診でした。
このところ、お腹の張りが強くなり、1時間に4~5回は張りを感じます。薬もだんだん効かなくなってきているようで、約4時間おきに1錠づつウテメリンを飲んでも、午後から夜にかけては定期的に(10分おき)張ってきてしまうような状態でした。
健診では、子宮口は開いてきていない、ベイビーは順調に育っている、とのことでしたが、診察中にもお腹の張りがあり、先生から「よく張ってるね」と言われました。
診察後の説明で、ウテメリンを一回2錠を一日3回飲むこと、と指示されました。これ以上は処方できないとのこと。・・・ということはこれで効かなくなったときは入院して点滴、ということです。
そのまま話が終わりそうだったので、仕事をしていると午後にお腹が張ってとてもしんどいことを訴えると、「確かによく張ってそうだから、家でゴロゴロしてなさい。」と、職場へ出す診断書を書いてくれました。
診断書。「切迫早産のため、4週間の自宅療養」。
ほっとした反面、仕事を続けられない、自分のやるべきことを全うできないことの悔しさがにじみ出て、病院の廊下でふと涙ぐんでしまいました。働く妊婦さんたちは、ほとんどの人が大きなお腹でふうふう言いながらも産前6週まで頑張って働いてるって言うのに・・・。情けなさ、ふがいなさ、職場の人に迷惑をかける申し訳なさ、自分の身体が思うようにならないイライラ、入院・早産の不安。いろいろな感情が入り混じり、思わず涙が浮かんだのだけれど、この感情を表す一番近い言葉は、「敗北感」なのかな。新しい命をこの世に送り出すっていう使命があるのだから、適切な言葉じゃないとは思うけど。やっぱり、自分のやってきた仕事に、ある種のプライドがあるせいなんだと思う。だーれもそんなこと言わないのに、「昔の人は妊婦でも畑仕事したんだから」とか、「やればできるのに自分に甘えてる」とか、「女はすぐに休むから」とか、そんな陰口が聞こえてきそうで、辛い。
うー。考えすぎかな。要は気が小さいんだな、もし。
そんなことを悶々と考えながら、処方どおりウテメリンを2錠飲み、お昼ごはんを食べてから、職場に診断書を提出に行きました。診断書どおり4週間お休みすると、残り9日で産休、ということがわかって、上司と相談の上、そのまま年休を取って産休突入することに。
ともかく平謝りに謝って、仕事の引継ぎを済ませ、机の整理をし・・・。
う・・・しんどい
なんだ、この心臓のバクバク感は・・・。
これがウテメリン2錠飲みの副作用でした。ほんの少し動いただけで、100m全力疾走したみたいな感じ。座っているだけで脈拍が132回/分(先輩に測ってもらった)。息がゼイゼイいって、まともにしゃべれず、鉛筆を握った手が震えて字が書けない!
こりゃ仕事なんてとても無理やったわ
ほんの2時間前には「診断書出すのやめようか」とまで思ったのに、急にあきらめがついた気分でした。
いろいろグチを書いてしまいましたが、こうなったからには、あとは出産に向けて進むだけ。いろいろ考えるのは今日までにして、明日からはゆっくり身体を休め、ともかく「なるべく入院しないこと」、「正期産(妊娠36週~41週)で赤ちゃんを産むこと」を目標に過ごします。