かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

うさぎの爪切り

2010年01月31日 22時51分45秒 | みゆみゆとの生活
野生のうさぎや、屋外で飼われているうさぎは、穴を掘ったりしているうちに、自然に爪が短くなるらしいのですが。
メイプルさんのように屋内で飼っているうさぎは、爪がどんどん伸びてきて巻き爪になったりする危険もあるので、定期的に爪を切らなければいけません。

ペットショップや動物病院で切ってもらう方法もあるけれど、
「爪が切れてはじめて一人前の飼い主!」などとうさぎブログに載っているのを読み、負けず嫌いなので、四苦八苦しながら切りました。

夫と二人がかりで、羽交い締めにして、チョッキン!
なんとか切れましたが、反撃してきたメイプルに、パジャマをがじがじ噛まれました。

とにもかくにも、大騒動。もう爪切りも3回目なのに。
うさぎマスターへの道は遠いようです…。

尋常性疣贅

2010年01月30日 18時59分57秒 | みゆみゆとの生活
尋常性疣贅、「じんじょうせいゆうぜい」、と読みます。
早い話が、「いぼ」です。
写真では分かりにくいかもしれませんが、みゆみゆの右手薬指にできました。

2週間くらい前からできていて、はじめはマメでもできたのかと思っていたのですが、
どんどん大きく、かたくなってきたので、これは・・・と思い、皮膚科に行きました。

医師の説明では・・・
・ウイルス性のいぼ、尋常性疣贅である。
・触ったりけずったりすると余計に広がる。
・子どもの場合、液体ドライアイスを綿棒につけて押し付ける治療が一般的である。
・根治しにくいので、しばらく週1で通うように。
とのこと。

そして、いざ治療を。

ガスボンベのような入れ物を看護師さんが開けると、白い煙がぼわっと立ち上り。
コポコポとコップに注いで、綿棒をひたし・・・手に「ジュッ」
赤いいぼが一瞬にして真っ白に変色しました。(またしばらくすると赤に戻るけど。)

なかなかドラマチックなもので、みゆみゆは目を丸くして見入っていました。

そして帰りの駐車場で。
「ねぇ、おかあさん。」
痛かったのかな?と心配し、なぁに?と聞くと。
「あのね、さっきのやつ、けむりの出ているたばこを手に押し付けられたみたいだったね
みゆみゆ・・・道行く人が誤解するからそういう発言はやめて・・・

ちなみに、その昔、夫も手や足の数カ所にこれができておりました。
治療してもなかなか根治せず、数年にわたりできてたっけ。

「最近はどう?」と聞いてみると、「数年前に治って以来、一度もできてない」
と、次のような話をしてくれました。

数年前、関東地方に出張中に、身体に湿疹(乾燥性)ができ、皮膚科に行ったときのこと。

診察した医師が・・・
「湿疹については、こういう薬を出しますので、塗って下さい。
それと、このいぼの方ですが・・・
これは、薬は出しません。治療もしません。」
「はぁ?」意味が分からず聞き返すと。

「これは気合いです
「気合い??」
「そうです。これは気合いで治せます。
私からも、少し気合いを入れておきましょう。えいっ!」
えぇーっ!うそでしょ・・・

握りこぶしをいぼの前でぱっと広げた医師を前に、夫は内心、
 とんでもない医者にあたった・・・やぶだ、やぶ。
と思ったらしい。
うん、一般的な反応じゃないでしょうか。
当然、自ら気合いを入れたりすることもなく、放置していたようです。

ところが、誠に不思議なことに、しばらくしてからいぼはポロリと取れてなくなり、それから二度と、できることはなかったそうな。現在に至るまで、再発なし。
ちなみに、一緒にもらった湿疹の薬も、よく効いたらしい。

数年後、また関東に行った際、その皮膚科を訪ねたところ、当時の担当医師とは違う医師が診療していた、とのこと。

「気合い、気合い」と連呼はしてたけど、決して「アントキの猪木」のような暑苦しい感じではなく、どちらかというと穏やかな人物だった、という先生・・・
おキツネ様だったんじゃないの??
とでも思えてくる、不思議な、でも本当のお話でした。

昼ごはん

2010年01月28日 23時06分13秒 | みゆみゆとの生活
お昼休み、久しぶりに職場でお弁当を頼んでみた。
当たりはずれの大きい、日替わり弁当。

さてさて、吉と出るか凶と出るか?!
オープンTHE弁当。

串カツ1本。衣率が高い。
漬物。みかん。
焼きそば。
大きめおにぎり。
サンドイッチ3つ。
!!!

もう一度、一部復習を。
焼きそば、おにぎり、サンドイッチ。

ありえん。
炭水化物パレード。
しかも、おにぎりは具なし。
サンドイッチは全てたまご。

責任者出てこい!とか
弁当屋、誰か病気でもしたのか?とか
きっと世の中の不条理にキレたんだね…とか、
やいやい言いながら。

結局は、ぺろりと完食しました(*^_^*)
ごちそうさまでした。

2010年01月27日 21時37分07秒 | みゆみゆとの生活
児童館の帰りに、時々つなぐみゆみゆの手。
氷のように冷たい。
しもやけも、あかぎれも、できてしまっています。
かわいそうに。

そういえば私も、子どもの頃手が冷たかったなぁ。
分団登校で手をつないでくれた上級生に、「冷たいしつなぎたくない」と言われた覚えがある。
夏でも冷たい手で、その割りに手汗はかいてるから、気持ち悪がられたっけ。

その私も大人になり、随分手が暖かくなりました。
みゆみゆに、「おかあさんの手、あったかいね。」と言われ、なんとなく照れくさい。

なんでなんだろう。
子どもは冷たくて、大人になると暖かくなるのは。

でも、なんでなんだろう。
そうちゃんは手があたたかい。
(・・・それは運動しすぎでしょう

手があたたかい幼児。
だけど、しもやけはちゃんと(!)できてる。
そういう子もいるのね;
ようわからんけど・・・。

5周年にあてて

2010年01月27日 20時59分04秒 | みゆみゆとの生活
このブログをはじめてから、もう5周年になるらしい。
夫に聞いて知りました。
びっくり

始めた頃にはまだみゆみゆ2歳、そうちゃんはお腹の中でした。
そんなみゆみゆも、小学1年生になり。
そうちゃんは、身長107cm体重17.8kg、立派な(体格の;)幼児になりました。
そうちゃんの甘ーい笑顔は赤ちゃんの頃から変わらないので、調子に乗って今日はおんぶで寝かせてしまったのですが…
腰痛い。当たり前だわな

みゆみゆに関して言えば、2歳代から3歳前半が、考えられないくらい手がかかりました;
忍耐・忍耐の日々だったような。もうだいぶ忘れたけど。
年少の終わりごろ、朝保育園に行くときにぐずらなくなって。
年中の後半、急に聞き分けがよくなって。
年長になって課題が増えるとまた不安定な時があり。
1年生の1学期には、体調は崩すは登校拒否になりかけるわ、めまいがしそうに大変な日々。
それが、1年生の運動会後、キリが晴れたようにスムーズに生活が送れるようになりました。

キーポイントは、年中後半と1年生秋。
劇的にみゆみゆが変わった実感がありました。
子どもの成長って、上り坂みたいに徐々に上がっていくわけではなく、やっぱり階段状なのね。
特にみゆみゆは、不規則階段らしく。
しかも時々「一回休み」や「振り出しに戻る」付き。
子どもによって、持ってる階段が違う。・・・そのことに気付くのに、親も随分かかりました。
まだまだこれからも、たくさん振り回されるんでしょうけど。

そうちゃんは、どんな風に成長していくんだろ。
階段・・・というか、時空超越エスカレーターなみに、私たちの想像を遥かに超えてくるから。そうちゃんは。
(チャーリーとチョコレート工場に出てくるエレベーターに、気付いたら乗せられてたイメージ。)
大変だけど、その分、一段階成長したな、と感じられる時の喜びはひとしおです。

親が働いていて時間を掛けてあげられない分、外の世界と交流し、信頼できる大人やお友達と触れ合って、みゆみゆらしく、そうちゃんらしく、成長していってくれればいいな、と思います。
親の一番の仕事は、「子どもを自立させること」と、テレビで誰かが言っていました。
何も経済的な自立のことだけを指すのではなく、精神的な部分も含めて、いろんな自立の形があるんじゃないかな、と私は思います。
たとえ重い障害のある子でも、同じなのではないか、と。
周りの人の支援を受けながらでも、親から自立し、一人の人間としての生き方を楽しめること。
どんな個性を持った子どもにとっても、必要なことなんじゃないかな。

みゆみゆもそうちゃんも、親の顔色を伺って意見を変えるような子にはなってほしくない。

・・・誰?「お母さんの言うこと聞きなさい!」って時々言ってる人。
はい。ワタシです。
親って勝手よね

あれもこれも

2010年01月22日 23時49分35秒 | みゆみゆとの生活
毎日の、夜のこと。
みゆみゆの学校の宿題を見て、連絡帳に目を通し、翌日の時間割りを合わさせる。
そうちゃんの連絡帳を見て、コメントを書き、汚れ物を洗濯機に入れて、次の日の用意をする。
二人分の明日の服を出し、そろえて置く。

忘れてることはないかな?
次の行事はいつだっけ?
提出物はいつまで?
病院の予約入れなきゃ。
あれ?今何しようとしてた途中だったかな…。

私はどちらかというと、物事を一度に処理する力が弱めなので、あっという間に頭の容量がいっぱいになってしまいます。
考えながら、用意をする合間にも、そうちゃんのことは見てなきゃいけないし、みゆみゆはずっと話しかけてくるし…。

どこのお母さんもやっていることだし、きちんと確認すればできるはずなのに、どうも、ちゃんとできない。
保育園の先生に忘れ物を指摘されることも、しばしば。

昼間は昼間で、仕事のいろいろな段取りに追われて、いつもそわそわ。
ちょっと、疲れ気味です。
いつも気持ちが焦っている感じ。
何か抜けてないかが不安で、スケジュール帳を見つめる回数が増えました。

私、多分、休憩が必要だなー。
ボケーっと青空眺める時間が。
それか、映画見て、帰りに喫茶店で時計も見ずにパンフ読み込む時間。

でも、今は、無理。
だから、せめて、身体に入った力をほぐす方法を見つけださねば。
とりあえずは、読書、と音楽、くらいしか思いつかないけど。
お笑いは、遅い時間に見ると、脳が覚醒しちゃって寝つきが悪くなるので、しばらく封印しとくことにします(;^_^A

居眠り

2010年01月22日 20時09分24秒 | みゆみゆとの生活
こたつで居眠りしているそうちゃん。
自分で毛布も持ってきて、気持ちよさそうに寝ています。
もちろん、このままというわけにはいかないので、あとで非情にも起こします。
そしてトイレに行かせ、寝室まで歩いていただきます
だって、2階まで抱っこでは運べないもの。重くて。

ところで、話は変わりますが。
「大人の通信簿」と言えば・・・健診結果!!ですよね。(そうか??)
三十路を過ぎたあたりから、職場健診でなんやかんやと引っかかり出した私。
「女の厄年(数え33歳)」という昔からの設定年齢を、さすが、と思ったものです。

貧血、は毎度のことなのですが、今回は心電図異常がありまして。ちょっとどっきり。
調べると、たいした異常ではなさそうだし、自覚症状も全くないので、まぁいいかとは思うけど。
気になったのは調べている途中に出てきた、「中年女性に多い」というフレーズ
健康サイトのくせに、人の傷に塩を塗るの、やめて


仰向けメイプル

2010年01月18日 21時53分37秒 | みゆみゆとの生活
久々にメイプルの写真でも。
私の膝に、仰向けになってます。
この状態にして、体のチェックをしたり、爪を切ったりする(*^_^*)
かわいい。
うさぎにとってはイヤな姿勢だと思うけど…。
ごめんね、メイプル。

お医者さん

2010年01月17日 22時01分31秒 | みゆみゆとの生活
小さいときから行きなれているので、みゆみゆもそうちゃんも、お医者さん大好き、お薬大好き、です。(それがいいことかどうかは置いといて…。)

休みの日になると、どこかへお出かけがしたくてたまらないそうちゃん、
「プール、いきたーい」「ポテト食べにいきたーい」などと言う合間に、

「あしかのびょういん、いきたーい!」
「おはな せんせい、いきたーい!」
???

あしかの病院・・・ビーチランドのことか?
お花先生・・・植物園?

わからず困っていると、みゆみゆが。
「あしかの病院は、『ひふかの病院』のことだと思うよ。」
もうひとつは、夫が。
「あ、お花の先生って、耳鼻科だ。きっと。」
なるほど、お鼻の先生、ね。
そうちゃんに確認すると、どちらも正解だったようで。

人に言い当てられたことが、ちょっと悔しい;
それにしても、「あしかの病院」と「お花先生」。
結構いい響き。
絵本でも、できそうな。

千里眼

2010年01月12日 22時09分01秒 | みゆみゆとの生活
昨日、古本と中古CDを売りに、ブックオフへ行きました。
私が「買取り」窓口に行っている間に、みゆみゆは児童書コーナーに走り、早速「まじょ子」シリーズを読み始めました。

一方、「ももたろう!かいたーい!」と叫んで店内を疾走しはじめたそうちゃん。
「待て待て。ももたろうはないよ。」と後を追うみゆちち。

そのうちに、そうちゃんの声がしなくなり、「おぉー!」というみゆちちの感嘆の声が。
急いで駆けつけると。
なんとそうちゃん、手に「日本昔話シリーズ『ももたろう』」の中古ビデオを持っていました。
保育園にあるのと同じもの。自力で見つけたらしい。
ミラクル
どうしてこの広い店内で、ものの数分で見つけられたのか??
臭いでもするのか?それともやっぱり透視?

まさか「日本昔話」のビデオがブックオフにあるなんて思ってもいなかった私と夫が唖然とする前で・・・
そうちゃん、店内に響き渡る声で歌い、身体を横に揺らして踊り始めました。
歌はもちろん、
 ♪ぼぅやー よいこだ ねんねしなぁー

・・・勝利の舞?ですね。
そうちゃんの勝ち。
250円で、買って帰りました