朝から些細なことで夫と言い争いをして。
みゆみゆが2日連続忘れ物したことを叱り。
そうちゃんと手をつないで学校へ。
9時ごろまで教室でそうちゃんに付き添い、先生と授業の進め方について相談。
お勉強を第一には考えてないので、先生もそうちゃんも楽に過ごせる方法を考えてほしいとお願いをし、
そうちゃんは「いつも一緒が安心な子」であることを話して、毎回違うことをせず一定のパターンを作って欲しいことなどいくつか提案をしました。
急いで家に帰ってその足で「親の会」に参加。
今年新1年生の子の親御さんが集まっていたので、情報交換や、市の教育委員会にわかって欲しいこと、親として学校やお友達にどう伝えるか、など、濃いお話を昼までしました。
親の会が終わると時間がギリギリだったので、大急ぎでそうちゃんを学校に迎えに行きました。
支援員の先生が、
「今日、お母さんが言われたように、昨日やったことと同じことを『○○やって、できたらトランポリンやろうね。』『トランポリン終わったら粘土で遊ぼう。』と予告しながらやってみたら、びっくりするくらい落ち着いてました
部屋から出ようとすることが全然なくて、1時間があっという間でしたよ。」
と言ってくださり、少し気持ちが安らぎました。
家に帰っておばあちゃんの部屋でビデオを見せてもらっている間に、私はお昼ごはん。
でもすぐにドンドンとそうちゃんが部屋を跳ねている音がしたので、お昼もそこそこに引き取りに行って、そこから車でドライブ。
午後3時から児童デイサービスに行く予定だったので、それまでの45分間を過ごすために、大型スーパーのゲームセンターに行くことに。
「そうちゃん、太鼓の達人、する?」
「たいこのつつじん するぅ
」嬉しそう。
リズム感抜群のそうちゃんは、このゲームがとても好きなので、時々一緒に遊んでいます。
スーパーは他にもいろいろ誘惑があるので、
「太鼓の達人だけだよ。プラレールは見ません。何も食べません。太鼓の達人だけ。」と何度も言い聞かせ、「はい」とお返事させました。
そしていざそこに着いてみたら、先客が。
「あ、そうちゃん、今やってる人がいるわ。順番、待ってようね。」
と声を掛けた瞬間。
「ゴロゴロするよぉっ
」
パニック突入
一気に私の手を振り払い、床を文字通りゴロゴロ転がりながら大声を出すそうちゃん。
この早さでのパニック開始は、珍しいです。
待ちきれなくて我慢させた挙句にパニックを起こすことはあるけど。
手を引っ張って転がり続けるのを阻止しながら、「大丈夫、順番くるよ。太鼓、やれるよ。」と必死の声掛けをするけど、届かず;
結局すぐにゲームの順番は来たのに、スイッチが入ってしまったそうちゃんは、周りの他の機械を蹴ろうとしたり、ゲームの機械によじ登ろうとしたり、完全なパニックになってしまいました。
そうちゃんが暴れてるのを見て、厳しい視線を投げかけてくる人もいるけど、かまってられない。
「事件ではない」ことをアピールするために、「なんでもないですよ、の微笑み」をほのかに浮かべながら、「どうやってこれを車まで連れて帰るか」が頭の中を駆け廻る。
3階から1階まで、20㎏を超えてる暴れる子を引きずって帰るのは無理だ…。
ここが近所の道路や空き地なら、気が済むまで付き合って落ち着いてから連れて帰るところだけど、それには余りに人目がありすぎるし;
ゲームは、お金を入れただけで放置(もったいない;)。
いつもなら「ポニーテールとシュシュがいいです♪」と自分で曲も選んで、3曲太鼓叩いて踊りながら楽しめるのに、ほんとに残念。
でもでも、今日は何も考えられない、指示も入らない状態。
流れ続ける「ポニーテールとシュシュ」が私にだけもの悲しく聞こえる。
そのうちそうちゃんが、太鼓を蹴りながら、「○○くんち いきたい!」と泣きながら叫び始めました。(パニックの時の常套句)
そこで、「じゃ、○○くん家行ってみよう。いるといいね。」と釣ったら、「はい」と立ちあがって歩き始め、なんとか車に乗せることができました。
そのまま車で○○くんの家に行き、インターフォンを押して留守であることを確認して、
「○○くん、今いないね。また今度来よう。今日は遊べない。」と説明。
一旦は納得したように見えましたが、しばらく車を走らせると「○○くんち いきたーい!」パニック再開。
ボロボロ涙を流し、大声で叫びながら、車の窓ガラスを靴を履いたまま蹴り続ける。
思わず「窓割れちゃうよ。やめて。」と言ってしまったら、
「まど われるよぉ
」
あ、力が強くなった
(車のガラスは割と丈夫でなかなか割れない、ということはわかった。)
パニックすること45分余り。
そうちゃん、汗びっしょり、顔は涙でぐちゃぐちゃ。
それでも児童デイに向かう頃には、ようやく小康状態になり、
「○○くんちは このまえいったから きょうは あそばないよ」と自分で何度も言いながら納得しようとしていました。
デイの職員さんに渡す時にはすっかり笑顔で、「おかあさん バイバイ
」
ああ、そうちゃんお得意の。
何もなかったかのようなスマイル
帰りの車で、
もういやだ。私にはこれ以上無理。あの子を育てられる自信がない
と激しく落ち込んで、
そのまま帰る気がせずケーキ屋さんへ行ってシュークリームを買いました。
帰宅後、みゆみゆと一緒に、シュークリームを食べてホットミルクを飲んだら、ちょっと回復。
ふぅ
しょうがないや、そうちゃんだもん。
あんな一瞬で沸点に達するなんて、きっと彼も学校で頑張ってるんだろう。
4月だし。。
そんな日もあるさ。
自分に、言い聞かせる、言い聞かせる。
さてさて、もうすぐそうちゃんのお帰りだ。
願わくば、ちゃんと今日の夜、寝てくれますように。
頼む、そうちゃん