かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

夜のお散歩

2024年11月29日 22時20分01秒 | みゆみゆとの生活
食べ過ぎたので。
夜のお散歩。

ちょっと毒々しい色の清洲城。

和傘の濃姫ロードも素敵。

風もなく、いい夜でした。

ちなみに今日の晩ごはんは、ニラ玉うどんとカツオのたたき。
カツオは四国のお義姉さんから送ってもらったもの。
フライドガーリックとネギ、玉ねぎスライス、大葉、水菜をたくさん乗せて食べたよ。
ニラ玉うどんは、その名の通り、ニラ玉をうどんにドーンと乗せただけの単純料理。
あっという間にできて美味しい。これが晩ごはんの正義だ!

今週も濃い1週間だった。
とりあえずぐっすり寝ようと思う。
おやすみなさい。

一人旅

2024年11月26日 00時13分46秒 | みゆみゆとの生活
仕事の代休で、ポンと電車に乗って一人旅に出かけた。
行き先は石山寺。光る君へのドラマ館と紅葉を見に。

門から見える紅葉が美しい。

空は秋晴れ。
紅葉を見るには絶好の日和でした。
結構長い時間、ここにボーっと座ってたよ。
一人旅ならではの時間の使い方。贅沢ですな。

池に映るのは、夕焼けではなく紅葉の赤。
奥の岩の下がくぐれるようになってる。
願い事が叶うんだってさ。
そこに来る人来る人、「鯉でかっ」と言うのが面白くて笑ってしまった。
1メートルくらいある、巨大鯉でした。
確かに、昔からここの鯉はでかかった気がする。

私の通っていた高校がここのすぐ近くで、何度か来たことがある。
確かにその時もここの鯉はでかかった。
青春時代って不思議
大昔のたった3年間のことが、どうしてこんなに濃く思い出されるのか。
懐かしさがこみ上げる。

懐かしついでに。お寺の後は瀬田唐橋まで歩いた。
私の記憶にあるピンク色の欄干ではなく、黄土色だった。
けど、橋から見える風景は変わらない。

瀬田川から琵琶湖を望む。
静かで美しい、水の都。、
雨の日も、雪の日も、ここを自転車で爆走してた。
おかっぱ、ブレザー、箱ひだスカートの私。
怖いもんなしの自由人だったなー。

また来よう。
今度は誰と来ようかな。

嫉妬、自責、思い出

2024年11月23日 21時57分19秒 | みゆみゆとの生活
嫉妬というほど強いものではないけれど。
幸せそうな家族を見て、うらやましいと思ってしまうことがある。
「幸せそう」って、ホントのところはわからんやん。
幸せって何か。私は今幸せじゃないのか。

そうちゃんの卒業後、どうすれば良かったのか。
短い期間にこんなにも強度行動障害が悪化したのはなぜか。
私にもっとできたことはあったのか。
もしも、もしも、の答えのない振り返りと自責の念。

生活の中で、幾度もそうちゃんを思い出す。
楽しかった、可愛かった坊やの笑顔。
事件の数々とその痕跡。
どの思い出も、今の私には切なくて苦しい。

全部に正面から向き合うと、つぶれてしまう。
だから私は忙しくしているのかもしれない。
そうやって時に流されていくうちに、癒えるのかな。
思い出写真を見ても涙が出ない私に、なれるかな。

感傷的になってしまった。
ブログ更新も飛び飛びになってしまっております。
休憩がいるなぁ。


音楽、音楽

2024年11月22日 22時40分17秒 | みゆみゆとの生活
日曜日にあった合唱団の本番のこと。
外のざわめきの中で歌ったので、思うように声が届かず。
マイクの調子も悪くて変に緊張してしまって。
指揮の振り間違いをやらかし、合図出しを忘れたり。
反省点多すぎてやや凹んで帰って来たのですが。
友人が送ってくれた動画を見て、自信を取り戻した。

他のママさんコーラスとかでは出せない、独特の歌声。
歌う団員の表情の良さ。
言葉を音に乗せて伝えようとする温度感。
私たちのインクルーシブ合唱団ができてきたな、と感慨深く。
胸が熱くなりました。

そして今日は、友人の娘さんと一緒に福祉施設でミニ演奏会。
聴いてる皆さんが身体を揺らしてくれたり笑顔で歓声を上げてくれるのが嬉しくて。
良い時間を過ごさせていただきました。

最近お仕事が忙しくキャパオーバー気味。
こんな時こそ傍らに音楽を、と思う。
仲間がいることに感謝です。

施設で会議

2024年11月19日 22時22分31秒 | みゆみゆとの生活
そうちゃんが入所する施設で、サービス担当者会議を開いてもらいました。
メンバーは、施設長、課長、担当者さんの3名と、相談支援員さん、そして私。
計画の確認とともに、施設からここ1ヶ月の状況を報告してもらいました。

結論的には、まずまずの荒れ模様。
ここのところ他者を蹴る他害が出てきているようです。
興奮して自傷しながら泣いたりすることもたまにあるみたい。
施設で生活し始めてから2ヶ月半経ち、ちょうど地が出てきたところかも。

施設職員さんによると、荒れる時間帯が活動時間の後半に多いとのこと。
活動に飽きてしまって問題行動が増えているのでは?ということで、その時間に楽しめる余暇の提供を模索していきたいと話してくれました。
この発想がありがたい。

外へ出ようとすることは相変わらず時々あり、あっという間に壁をよじ登って排煙口から逃げようと試みるらしい。
職員さんが、どうやって出ようとするのか一度見てみようと、すぐに止めずに泳がせてみた時の話をしてくれました。
「すごいところをのぼるので、びっくりしました。他の職員達も、『すげー、この人の身体能力!』って言ってました。」
思わずみんな笑っちゃったよ。
申し訳ないながら、ちょっとだけ褒められたような、変な気持ち。

ともかく事故なく安全に暮らしてくれることを望む。
そしていつかもう少し生活が落ち着いて、家族とお出かけもできるようになればいいなー。

合唱団本番

2024年11月16日 13時00分11秒 | みゆみゆとの生活
11月17日(日)、西春駅前ロータリーにて

私の指揮するインクルーシブ合唱団「あらカルと」が15:30〜歌います。
朝ごはんマーチ、365日の紙飛行機、ほらね、踊るポンポコリンの4曲です。
他にもたくさんの団体が出演され、キッチンカーも出る大きなイベントです!
ぜひ聴きにいらしてください。
雨天中止ですが、なんとか大丈夫そうな天気予報です。

ひとりの小さな手

2024年11月13日 21時57分50秒 | みゆみゆとの生活
昨日は親の会の「サポートブック」勉強会でした。
約25名の参加。
半分は放課後デイ職員さんなどの支援者でした。
市役所の福祉課や社協からも来てくれて、同じ講義を一緒に聞けて良かった。

小さいお子さんを育てている新しい参加者さんも数名おられました。
サポートブックで何を伝えるか、どんなふうに書いたら伝わりやすいか。
ワークをしながら考えました。
講師は圏域アドバイザーの相談員さん。
かれこれ10年近く交流がある方で、お互いよくわかっているので安心。
5人の5グループ、ワーク中はそれぞれテーブルごとに話が弾んだようで。
ミニ相談会&交流会っぽくなってて面白かったです。

先輩お母さんたちが、参加者さんが連れてこられた子どもの面倒を見たり、若いお母さんたちに助言したりしていて。
この会すごいなー、と思った。
今回私はほんの少し司会したくらいでほぼ出番もなく。
いろんな人と話をすることができました。
運営メンバーも、先輩ママたちも、すごい。
ていうか私もだいぶベテランママになったことを実感。

この会、この土壌を、次の世代にもつなげていきたい。
そのために、ただの勉強会、ただの座談会には終わらせない。
話す中で出てきたサポートブックの改善案の意見は、ちゃっかりホワイトボードに書いてまとめ、福祉課に今後の検討事項として伝えた。
行政、民間事業所、親がタッグを組んで、障がいのある子どもたちのことを考え続ければ、きっといい方向に進む。

一人の小さな手
何もできないけど
それでもみんなの手と手を合わせれば
何かできる 何かできる

この歌、私が小学校の頃に通っていた学童保育で、先生と一緒に歌った。
個人が保護者と協働して作った、プレハブの学童保育だった。
そこで障がいのある子たちと一緒に放課後を過ごした。
ちっちゃな手だった私。
今は若干シワが増えてきたこの手を、いろんな人とつないでる。
何かできてる。きっと。

施設の保護者会

2024年11月10日 22時02分20秒 | みゆみゆとの生活
そうちゃんが入所した施設の保護者会に初参加してきた。
ほとんどが私の親世代の方。
私と同世代?年下?のご家族も数人いたけど、たぶん入所者のきょうだいだろう。
11月から入所したのは、うちともう一人。その方は30代後半で。
19歳で入所というのは目を引くと感じた。

諸連絡事項などで約1時間。
そのあと、そうちゃんに面会してきました。

やった!ゼリーだ!

おいしかった!

この笑顔が見られるから。
かーちゃんはまた来るよ。
ありがとう。大好き。

余暇

2024年11月09日 23時01分00秒 | みゆみゆとの生活
余暇ってほんとに大事。
おとなにとっても。障がいがあっても。
お勉強や学校生活は、社会で働くことにつながる。
余暇や趣味は見逃されがちだけど、人生の彩りとしてこれこそが大切。
私もお仕事やボランティアの合間に、自分だけの楽しみの時間を作らなきゃ。

今日は知人の誘いで覚王山までランチに行ってきた。
ご一緒したのは、福祉の世界で長年活躍してきた方たち。
障害者の18歳問題についても話したよ。
とても勉強になりました。
サラダランチが絶品で、穏やかな気持ちになれた。
たまにはいいね。

一昨日は、主催する合唱団の定期演奏会に向けて、チラシを作った。
みゆみゆと2人で「歌う白くま」を描いたんだけど、途中からふざけ始めて…
ちびまる子ちゃんになった白くま、血迷って採用しそうになった。

冷静になって他の人の意見を聞いた結果、これはボツ作品となりました。
採用作品はまた今度アップしますね。

ところで全然関係ないんだけど。
「光る君へ」を見てる。
先週の「俺より先に死んではならぬ」って関白宣言すぎて笑った。
道長、関白じゃないのに。
あれをメロディに乗せずに言うの、かえって難しいのでは?
ああ次が楽しみ。
終わってほしくないなー。

めまぐるしい秋

2024年11月07日 22時25分16秒 | みゆみゆとの生活
秋ってどこに行ったんだ。
いつ秋コート着たらよかったんだ。

今朝は急な冷え込みでしたね。
半袖生活→七分袖1週間→ダウンジャケット
って。
お風呂入る時寒すぎて危険を感じたよ。
お風呂場あっためてから入ろうっと。

バタバタな毎日に拍車がかかっている。
来週はあつまれ会という親の会の「サポートブック勉強会」。
11/12(火)10:00〜 清洲総合福祉センター
いつもは市内の方限定ですが、今回は講演&ワークショップなので、市外の方でもご興味ある方はお申し出ください。
お申し込みは atumarekai★gmail.com まで。(★を@に変えてください。)

で、来週末は合唱団の本番。
年明けは1月に映画会&美術展。
2月には合唱団の定期演奏会。
そして3月にお仕事の新規事業スタート。
やば。(語彙足りん)

なんて言いつつ、自分の時間は持ててるから大丈夫よ。
アマゾンスティックを購入しまして、ドラマを見たりしてる。

わさビーフ。
「きのう何食べた?」見すぎて食べたくなった。
まあまあ美味しい。ジャンクな味大好き。

最近私って根暗で面白みのない人間なのではないか?と思えてきた。
ま、それでもいっか。
頭柔らかくして、よく寝て、よく遊んで、赤い夕日に心が動く自分でありたいと思う。