そうです。とうとう。
我が家に新型インフルエンザが襲来いたしました。
持ち込んだのは、もちろん、
みゆみゆ。
やっぱり病気にかかりやすいなー。
カキのことであんなに泣いたのも、あとから思えばインフルの兆候だったのかも。
月曜日、発熱し、病院で検査の結果「インフルエンザA型」。
これだけ流行っていると、どこでもらってきたかはわかりません。
きっと学校かな、とは思うけど。
幸いみゆみゆは軽かったのですが、それでも3日間熱が出ました。
今日になって回復したので、金曜日からは学校へ行けそうな感じです。
熱は38度6分が最高で、咳も鼻水もそれほどでもなく、おなかもこわしませんでした。
タミフルを早めに飲ませたのがよかったのかもしれません。
予断ですが、タミフルって錠剤のイメージだったんですが、病院で出された薬は粉薬でココア味。
ここ3日間飲み続け、みゆみゆはすっかりココア嫌いになりました。(まずいらしい;)
困ったのは、「インフルエンザにかかった子の兄弟は保育園自粛」ルール。
仕方なく、仕事を休んでそうちゃんも一緒に家で面倒をみることに。
結局。みゆみゆはほぼ放置でそうちゃんにかかりきりな毎日。
だって、みゆみゆは「家でごろごろ」が得意中の得意なのですが、そうちゃんは誰よりも不得意。というか、病気でもないのにじっとしていられるわけがない
たとえば今日の過ごし方。
みゆみゆは・・・粘土・ビデオ・お絵かき・・・のエンドレスで一日。
もうすっかり熱は下がったので、口は動きっぱなし。
身体はこたつ周囲から全く動かず。
一方のそうちゃん。
朝から私と大型スーパーまで散歩し、中を散歩。帰りに巡回バスに乗ってまた散歩。
昼ご飯を食べたら今度は遠くの大型スーパー内を走る!!(力が有り余ってるので放し飼い状態;)
帰宅しておやつを食べて、また近所をお散歩。
・・・食べるか走るか、ですね;
さすがに疲れたのか、夜は早く寝ました。
ところではじめて乗った、巡回バスのこと。
ずっとそうちゃんも私も乗りたかったのですが、やっと念願かないました。
8人の乗りくらいの、こじんまりとしたバスなのですが、一日の本数が4本という、いつ乗っていいのかわからないバスでして。
今日はたまたま、大型スーパーからの出発時間に遭遇し、乗ることができました。
先に乗っていたおばあさんがとてもおしゃべりな方で。
運転手さんは初老のダンディな方。
そして私達親子のみが、その日のお客さんでした。
発車前の5分、そして乗っている間の5分、ずっとおばあさんに話かけられづめ
降りるところ(うちの最寄のバス停)がわからず、運転手さんに聞くと。
うちの一番近くのバス停は、反対方向へ行くときしか停まらないらしく、ひとつ向こうのバス停で降りることにしました。
その説明の際に、運転手さん。
「このバスは巡回バスですから、1時間ぐるっと乗ってもらえると、最寄のバス停に停まりますよ
どれだけ乗っても100円だし。」と。
「いやいや、1時間も座っていられる子じゃないんです。そんなに乗ってたらきっと『ぼくが運転する』と言い出します;」と答えておきました。
ついでに、もしかして、乗り物が大好きな子供とかで、1時間乗る子もいるのかな、と思って、
「そういう、グルグル乗る人もいるんですか?」と聞いてみる。
そしたらダンディ運転手さん、微妙に笑いながら
「ええ、いますよ。この人みたいに。」
言われたおばあさん、
「失礼だわ。わたしはか・い・も・の。」
「買い物はついででしょー。毎日じゃないですか。」
会話が続く、おばあさんと運転手さん。運転手さんもそれほど面倒そうな様子もなく、やさしく話し続けていて・・・
はぁー、平日の昼間だわぁ。
なんかしあわせ。
おばあさんは運転手に気があるんだな、と勝手に解釈しながら、バスを降りました。
そうちゃんの手を握り締め、お散歩しながら、主婦もいいかも
と一瞬思ってしまいました。
ま、当然のように今日の夕方には、「私には主婦は無理。」と結論したのですが
それでも、時々子供達とゆっくりふれあい、少し育児の大変さを実感したりするのもいいな、と。こんな時間もらえたのも、みゆみゆのインフルエンザのおかげ、かな。
幸い、そうちゃんはじめ他の家族には感染の兆候はありません。
このまま新型が去ってくれますように。
お願いだからそうちゃんは感染しないでね。