療育手帳更新のために、3年ぶりに児童相談センターに行ってきました。
学校と児相は反対方向なので、そうちゃんを乗せて長距離ドライブ
「じそうさん いくよ」
と繰り返し車で言っていたのは、たぶん不安の表れ。
だって、何しに行くかよくわからないもんね。
担当の心理士さんは、とても優しそうな若い女の先生でした。
先生、私が紙に記入をしている間に、
「さ、行こうかっ。」とそうちゃんに声をかけた。
スッとついていくそうちゃん。
え?
大丈夫なの?
浮かない顔ながら、「おかあさん ばいばい」と去っていく。
ちょっと・・・いや、かなり不安。
大丈夫かな?
心理士さんと、離れたところの小部屋に入ってから、ものの2~3分。
「たすけてくれーい」
廊下にまで響き渡る絶叫。
「たーすけてくれーい!」
「ここ あーけーて ください!」
拷問部屋のようだ
待合室にいる他の家族も、思わず苦笑い。
絶叫は、少しづつ間隔があいていきました。
最後の方は遠慮がちに「たすけてくれー」と言ってみたり、
急に元気よく「ありがとうございました さようなら」と勝手に終了しようとしてみたり。
何をやっているかは見えないのだけど、声を聞いているだけでも面白かったです。
面白い、と聞いていられたのは、声以外の物音がしなかったから。
ほんとにパニックだったら、物を蹴ったり投げたり、何かがぶつかる音がするはずなので。
検査は15分程度で終わりました。
そのくらいしか、そうちゃんには無理だったんだと思う。
先生が言うには、課題がわからなくなると「たすけて」と言っていたそうで、
「わからなかったら『わからない』で大丈夫だよ」と声掛けをしていたら落ち着いたようです。
さて、問題は判定。
前回の判定は、IQ33、手帳A判定(重度)でした。
最近賢くなってるからな~。
Bに上がったりして。
いや、手のかかりかたはまぎれもなく重度なのに・・・。
上がったら困るなぁ。
そんな心配を家ではしてたのだけど、
あっさり、「前回と同じ、A判定です。」だって。
ホッとするような、複雑な気持ち。
「ちなみに、数値はいくつですか?」と聞いてみたら、
「28です。」と、思いのほか低かった。
心理さん、本当にいい方で、前回に比べてそうちゃんができるようになったことをいろいろ教えてくれました。
目で見てする課題は得意、言葉での会話もだいぶできるようになっている、などなど。
そっか、そうちゃんなりに成長してるんだ、とその場はニッコリ喜んだんだけど。
あとからボディブローのように効いてくる。
IQ28か
重い知的障害なんだな、そうちゃんは。今さら、ですが。
ゆくゆくは最重度判定ってこともあり得るか、と思ってしまって。
それがそうちゃんそのものを示してるわけではないし、数値では測りかねない能力もあるって知ってるけど。
けどさ、
28という数字が、ドシーンときたんだよ。
母だから。
一週間の出張を終えて、仕事の飲み会から帰ってきた夫に、
「児相行ってきたよ。IQ28だって。なんだか悲しい。」と訴えたら、
「そんなわけない!気にしなくていいよ。判定Aだったならそれでいいじゃん。
あの子が28のはずはないよ。あいつは賢い。知ってるでしょ?もっとずっと、賢いよ!」
といつになく強い口調で言ってきた。
・・・酔っぱらっている。
私は酔っぱらっている人の言う事はまともに聞かないことにしている。
でも今日は、「そうだね」って同意しておこう。
考えても仕方ないことは考えないことにする。
うん。
寝るっ。
学校と児相は反対方向なので、そうちゃんを乗せて長距離ドライブ
「じそうさん いくよ」
と繰り返し車で言っていたのは、たぶん不安の表れ。
だって、何しに行くかよくわからないもんね。
担当の心理士さんは、とても優しそうな若い女の先生でした。
先生、私が紙に記入をしている間に、
「さ、行こうかっ。」とそうちゃんに声をかけた。
スッとついていくそうちゃん。
え?
大丈夫なの?
浮かない顔ながら、「おかあさん ばいばい」と去っていく。
ちょっと・・・いや、かなり不安。
大丈夫かな?
心理士さんと、離れたところの小部屋に入ってから、ものの2~3分。
「たすけてくれーい」
廊下にまで響き渡る絶叫。
「たーすけてくれーい!」
「ここ あーけーて ください!」
拷問部屋のようだ
待合室にいる他の家族も、思わず苦笑い。
絶叫は、少しづつ間隔があいていきました。
最後の方は遠慮がちに「たすけてくれー」と言ってみたり、
急に元気よく「ありがとうございました さようなら」と勝手に終了しようとしてみたり。
何をやっているかは見えないのだけど、声を聞いているだけでも面白かったです。
面白い、と聞いていられたのは、声以外の物音がしなかったから。
ほんとにパニックだったら、物を蹴ったり投げたり、何かがぶつかる音がするはずなので。
検査は15分程度で終わりました。
そのくらいしか、そうちゃんには無理だったんだと思う。
先生が言うには、課題がわからなくなると「たすけて」と言っていたそうで、
「わからなかったら『わからない』で大丈夫だよ」と声掛けをしていたら落ち着いたようです。
さて、問題は判定。
前回の判定は、IQ33、手帳A判定(重度)でした。
最近賢くなってるからな~。
Bに上がったりして。
いや、手のかかりかたはまぎれもなく重度なのに・・・。
上がったら困るなぁ。
そんな心配を家ではしてたのだけど、
あっさり、「前回と同じ、A判定です。」だって。
ホッとするような、複雑な気持ち。
「ちなみに、数値はいくつですか?」と聞いてみたら、
「28です。」と、思いのほか低かった。
心理さん、本当にいい方で、前回に比べてそうちゃんができるようになったことをいろいろ教えてくれました。
目で見てする課題は得意、言葉での会話もだいぶできるようになっている、などなど。
そっか、そうちゃんなりに成長してるんだ、とその場はニッコリ喜んだんだけど。
あとからボディブローのように効いてくる。
IQ28か
重い知的障害なんだな、そうちゃんは。今さら、ですが。
ゆくゆくは最重度判定ってこともあり得るか、と思ってしまって。
それがそうちゃんそのものを示してるわけではないし、数値では測りかねない能力もあるって知ってるけど。
けどさ、
28という数字が、ドシーンときたんだよ。
母だから。
一週間の出張を終えて、仕事の飲み会から帰ってきた夫に、
「児相行ってきたよ。IQ28だって。なんだか悲しい。」と訴えたら、
「そんなわけない!気にしなくていいよ。判定Aだったならそれでいいじゃん。
あの子が28のはずはないよ。あいつは賢い。知ってるでしょ?もっとずっと、賢いよ!」
といつになく強い口調で言ってきた。
・・・酔っぱらっている。
私は酔っぱらっている人の言う事はまともに聞かないことにしている。
でも今日は、「そうだね」って同意しておこう。
考えても仕方ないことは考えないことにする。
うん。
寝るっ。