水曜日。
お散歩の日。
ずっとビデオ屋さんコースだったのに、今日は違うコースを言ってきた。
「ももの たいくかん いきたいです」
隣町の総合体育館のことを言っている。
(屋根の形がそうちゃんには桃に見えるらしく、勝手にそう呼びます。)
ちょっと遠いなとは思ったけど、本人の意志が固いので、決行しました。
行きに公園に寄って、滑り台をニコニコで楽しんだそうちゃん。
目的地まではとってもよい子に歩いてくれました。滑り出しは、順調だったんです。
体育館の隣の施設で少し休憩をしてから、次の目的地「スーパーでお買い物」に向かう。
この、スーパーまでの道のりは、かなりの苦行でした。
疲れもあり、見通しの立たなさもあり。
そうちゃんもよくわからなくなっていたのでしょう。
歩いている途中にパッと走り出し、キュッと方向を変えて、畑に入ろうとした!
すかさず捕まえる。
ハハッ。みゆははをナメんなよ。
ですが、そうちゃんが向かおうとした先には柿の木があり。
果物大好き!な彼にとっては、引き寄せられる魅力が強すぎたらしく。
捕まえた瞬間、全身の力を抜いて道路に転がった!
で、私の手がゆるんだ隙を狙って身体をバネのようにして立ち上がり、また柿に挑もうとする。
この繰り返し。猛獣使いみたい。
こんなスイッチが入ると、もう周りの目を気になんてしてられない。
私も必死、汗だくです。
とりあえず、畑に迷惑をかけないように。そして車の走行を邪魔しないように。
そうちゃんを説得し、抱きかかえるようにして道路を渡らせて、柿が視界に入らないところまで移動させました。
そしたら今度は、何かの糸が切れてしまったかのように、大の字に寝て、テコでも動かない。
頼みこんでも、叱っても、引っ張っても、全く効果なし。
そのうちにまた別のスイッチが入ってしまったようで、げらげら笑いながら横のドブ川に転がっていこうとし始めた。
「うみで およぐよぉ?」
と恐ろしいことをブツブツつぶやいている。
この時間が、今日イチ悲惨でした。
半泣きで、そうちゃんが川に落ちないよう車にひかれないよう阻止しながら、頭の中で何人かの仲良しなご近所さんを思い浮かべ、「車で拾いにきて~」ってSOSしようかと考えました。
15分くらい続いたでしょうか。
その間にいくつかそうちゃんに声をかけた言葉の中で、「おんぶしてあげようか」が、やっとヒット。
「はい。」とやっとたちあがってくれて。
おんぶでひたすら歩いて安全なところまで行き、そこから見えた自動販売機のジュースで交渉して、この長いパニックタイムは終わりました。
とてもとても長く感じました。
おんぶもさ、重いし。
ジュースで気持ちが切り替わってからは、また穏やかなそうちゃんに戻って、スーパーで仲良く買い物し、家にたどり着くことができたのですが。
ああ、しんどかった。
全部で2時間、約5キロのお散歩。
いい運動になった、と強がりも言うけど。
「夜の部」の体力も残しとかないと、とも思う。
今日は9時に寝てくれたからよかったものの、そうちゃんの場合は昼間体力使ったからって夜早く寝るわけでもないから。
いつもと違ったことする時は、相当の覚悟がいるってことだ。
ともかく誰もケガせず無事に一日が終わったから、いいことにしよう。
明日に備えて、早めに寝ることにする。
おやすみなさい。
お散歩の日。
ずっとビデオ屋さんコースだったのに、今日は違うコースを言ってきた。
「ももの たいくかん いきたいです」
隣町の総合体育館のことを言っている。
(屋根の形がそうちゃんには桃に見えるらしく、勝手にそう呼びます。)
ちょっと遠いなとは思ったけど、本人の意志が固いので、決行しました。
行きに公園に寄って、滑り台をニコニコで楽しんだそうちゃん。
目的地まではとってもよい子に歩いてくれました。滑り出しは、順調だったんです。
体育館の隣の施設で少し休憩をしてから、次の目的地「スーパーでお買い物」に向かう。
この、スーパーまでの道のりは、かなりの苦行でした。
疲れもあり、見通しの立たなさもあり。
そうちゃんもよくわからなくなっていたのでしょう。
歩いている途中にパッと走り出し、キュッと方向を変えて、畑に入ろうとした!
すかさず捕まえる。
ハハッ。みゆははをナメんなよ。
ですが、そうちゃんが向かおうとした先には柿の木があり。
果物大好き!な彼にとっては、引き寄せられる魅力が強すぎたらしく。
捕まえた瞬間、全身の力を抜いて道路に転がった!
で、私の手がゆるんだ隙を狙って身体をバネのようにして立ち上がり、また柿に挑もうとする。
この繰り返し。猛獣使いみたい。
こんなスイッチが入ると、もう周りの目を気になんてしてられない。
私も必死、汗だくです。
とりあえず、畑に迷惑をかけないように。そして車の走行を邪魔しないように。
そうちゃんを説得し、抱きかかえるようにして道路を渡らせて、柿が視界に入らないところまで移動させました。
そしたら今度は、何かの糸が切れてしまったかのように、大の字に寝て、テコでも動かない。
頼みこんでも、叱っても、引っ張っても、全く効果なし。
そのうちにまた別のスイッチが入ってしまったようで、げらげら笑いながら横のドブ川に転がっていこうとし始めた。
「うみで およぐよぉ?」
と恐ろしいことをブツブツつぶやいている。
この時間が、今日イチ悲惨でした。
半泣きで、そうちゃんが川に落ちないよう車にひかれないよう阻止しながら、頭の中で何人かの仲良しなご近所さんを思い浮かべ、「車で拾いにきて~」ってSOSしようかと考えました。
15分くらい続いたでしょうか。
その間にいくつかそうちゃんに声をかけた言葉の中で、「おんぶしてあげようか」が、やっとヒット。
「はい。」とやっとたちあがってくれて。
おんぶでひたすら歩いて安全なところまで行き、そこから見えた自動販売機のジュースで交渉して、この長いパニックタイムは終わりました。
とてもとても長く感じました。
おんぶもさ、重いし。
ジュースで気持ちが切り替わってからは、また穏やかなそうちゃんに戻って、スーパーで仲良く買い物し、家にたどり着くことができたのですが。
ああ、しんどかった。
全部で2時間、約5キロのお散歩。
いい運動になった、と強がりも言うけど。
「夜の部」の体力も残しとかないと、とも思う。
今日は9時に寝てくれたからよかったものの、そうちゃんの場合は昼間体力使ったからって夜早く寝るわけでもないから。
いつもと違ったことする時は、相当の覚悟がいるってことだ。
ともかく誰もケガせず無事に一日が終わったから、いいことにしよう。
明日に備えて、早めに寝ることにする。
おやすみなさい。