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『人たらしの流儀』(その7)

2016年12月23日 | O60→70(オーバー70歳)
【127ページ】
自分自身で自分の価値を量れない。これは、資本主義の特徴なのです。『資本論』を読めばわかりますが、交換過程で、初めて、値段がつくのですから。一極における富の集積は、もう一極で、貧困の集積となります。

[ken] 貧富の差については、ピケティ著『21世紀の資本』でも明らかなように、世界的な問題ですね。NGO「オックスファム」が2015年1月19日に発表したレポートによれば、2014年、世界の上位1%の最富裕層が世界全体の富の48%を所有し、最富裕層のうち、上位80人の大富豪が所有する富の合計は1.9兆ドル(約223 兆円)、これは世界の下位50%、35億人が所有する富にほぼ等しいとのことです。80人=35億人という図式には驚かされますし、格差さは今もなお開いているのです。世界が、資本の論理で一つに統合されようとしている現在、多くの人々が「自分自身で自分の価値を量れない」状態に放置され、貧困から抜け出す未来も見通せないまま日々を過ごしています。本当に、何とかしなければいけませんね。(つづく)
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『人たらしの流儀』(その6)

2016年12月22日 | O60→70(オーバー70歳)
【102~103ページ】
「問題」と「問題の場」を混同してはいけません。不況というのは問題の場です。これに対して、問題は、必ず答えなくてはならない形の疑問形にしなくてはなりません。不況を金融政策で解決できるのか? それとも政府の財政投融資が必要とされるのかな? ただ「不況が問題だ」と言って、問題の場をうろうろしていても時間を無駄にするだけです。具体的な処方箋につながる質問を出さなくてはなりません。

[ken] 問題を指摘するのは誰でも、日頃からやっていることですし、しかも佐藤氏が指摘するように「問題の場をうろうろ」している場合が多々ありますね。会議などでも、こうなってしまうと時間の無駄であるとイライラした雰囲気が充満し、なおのこと議事進行が遅れてしまうのです。「問題」と「問題の場」を区分して考える、そして具体的な処方箋に時間を使うことが大切なのですね。そうすれば、周囲からの信頼も得られるというものです。(つづく)
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我が家のベランダ!

2016年12月22日 | ここで一服・水元正介
▶︎新居は6階で室内禁煙にしていますから、たばこはベランダでの一服になりました。
▶︎引越ししてから、ずっとそうしていたのですが、雨の日になって、「そうかここは最上階で、傾斜しているからベランダに屋根がない!」ということを再認識し、愛煙家としてはがっかりさせられました。
▶︎仕方がないので、ポケット灰皿を手に、人目を気にしながら非常階段付近で一服しました。
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ピンチの中にチャンスあり!

2016年12月21日 | O60→70(オーバー70歳)
▶︎個人的な体験に過ぎないかもしれないけれど、「ピンチの中にチャンスあり。チャンスの中にピンチあり」という格言に該当することが多かったような気がします。
▶︎とくに社会人になったから、ピンチになると決まっかのように、友人たちから連絡が入り、危機を脱することができ、チャンスに変える気力と知恵につながったのです。
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『人たらしの流儀』(その5)

2016年12月21日 | O60→70(オーバー70歳)
【87~88ページ】
----得た知識、情報を自分のものとして活用、アウトプットしていくためには、どうしたらいいのでしょうか?
精読した本の中で、これは凄いなと思ったら、ノートに書き写すことです。そして、しばらく、時間を置く。これは発酵させると言い換えてもいいでしょう。
この作業は絶対に必要です。
だから、私の場合、精読する時は、頭脳のノートが完全に一体化している。
仮にノートじゃなくても、ワープロでもいい。

[ken] ここで推奨されている手法については、私も高校生の頃からやってきました。でも、才能の問題も多分にあると感じていますが、家族からの「何の役にもたっていない」という忸怩たる想いもあるわけです。テレビの「家庭の医学」という番組で、「五感で得たものをノートに手書きする」と認知症予防(脳育)になると紹介されていました。説得力ある言葉でしたが、私は3年ほど前からスマホの「音声入力」を使用し、手書きを怠っていたようです。その代りというわけではないですが、ボールペンや万年筆でのお絵描きを始め、良い気分転換になるとともに「物や人物」への認識が深まった気がします。(つづく)
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『人たらしの流儀』(その4)

2016年12月20日 | O60→70(オーバー70歳)
【65ページ】
自分の魅力を向上させるために何が大切かを端的に言うなら、『儲けた銭をばらまく意思があるか否か』という点に尽きます。
ちゃんと儲けて人に奢る気概があるのか?皆に、もっと言えば社会に還元しているか? ここですね。真のトップ、人間的魅力のある人間は、皆やっていることです。

[ken] カミさんの評価では、私は単なる「おバカなお人よし」らしいですが、自分としては「悪意」や「底意地の悪さ」もあると自覚しています。人間的魅力という点は、あくまでも他人の評価ですし、私自身にあるとは思ったことは皆無に近いです。そして何よりも、佐藤氏が述べている『儲けた銭をばらまく意思があるか否か』については、そのつもりはあっても「儲けた経験がない」ので、明確に「否である」と思っています。(つづく)
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自宅の喫煙環境について

2016年12月20日 | ここで一服・水元正介
▶︎新居は6階で室内禁煙にしていますから、たばこはベランダでの一服になりました。
▶︎引越ししてから、ずっとそうしていたのですが、雨の日になって、「そうかここは最上階で、傾斜しているからベランダに屋根がない!」ということを再認識し、愛煙家としてはがっかりさせられました。
▶︎仕方がないので、人目を気にしながら非常階段付近で一服しました。
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本日の締めはベルギーチョコアイス!

2016年12月19日 | ここで一服・水元正介
▶︎今夕は、ひもの屋 新木場店で38年来の旧友たちと飲みました。
▶︎全席が喫煙可能だったので、気兼ねなくたばこを吸いながら、ホッケ、アジ、鮭のはらみ、イカの一夜干しなど、海の幸をほおばり、近況報告とか、現代の状況にんしを共有し合いました。
▶︎そして、本日の締めは、ベルギーチョコアイスです。上品な美味しさを堪能できました。
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久しぶりの自転車ライフの再開!

2016年12月19日 | O60→70(オーバー70歳)
▶︎栃木に住んでいた頃、ときどき乗っていた折りたたみ自転車を組み立てました。空気入れ部分のバルブ(?)が劣化していたので、近くの自転車屋さんに行き、バルブ(50円)を買って交換しました。
▶︎このバルブは、子供のころ釣りをするとき、テグスのウキを止めるのに使ったなぁ、と思い出しながら----。
▶︎「チューブも劣化しているのでは?」と心配しましたが、空気を入れて一日経っても大丈夫でした。マンション敷地内の駐輪場も契約(1000円/月)できたので、これからの横浜自転車散策を楽しみにしています。
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『人たらしの流儀』(その3)

2016年12月19日 | O60→70(オーバー70歳)
【51ページ】
表面上は喧嘩してるけど、エリート層はエリート層で、きちんとつながっていたわけです。彼らの間に人間的な信頼関係は存在する、その辺の雰囲気がわかりました。
----今後、ロシア国内でどんな困難が発生しても、ギリギリの最後のところで解決できる。なぜならば、争ったとしても、お互いに知り合いでご近所さん同士だから、という日本人が知り得ない、ロシアの深い事情がわかったということですね。

[ken] ロシアについて、私はドストエフスキーやトルストイ、ゴーゴリなどの小説から興味を持ち、政治的には社会主義国ソビエト連邦の情報にも関心を寄せていました。また、1987年10月に仕事でソ連出張という機会があり、ペレストロイカ進行中のモスクワやリトアニアに短期間の滞在をしましたので、佐藤氏の述べていることは少しわかるような気がします。(つづく)
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