前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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福井県立高校再編計画、若狭の民の怒り

2010年02月06日 | Weblog
福井新聞・・・福井県高教組は5日、若狭地区の県立高再編整備計画について、同地区住民を対象に行ったアンケート結果を公表した。210人の回答者の8割以上が若狭、若狭東、小浜水産の「3校体制の維持」を望んだ。

 アンケートは昨年12月、新聞の折り込みチラシで小浜市と美浜、若狭、おおい、高浜の各町に計3万1650枚を配布。2月4日までの返答をまとめた。

 アンケート結果によると「若狭地区の再編計画を知っている」の設問には「よく知っている」「知っている」が合わせて71・9%。同地区の高校の在り方については「3校体制の維持」が81・9%を占め、「2校に再編」が10・0%だった。

 意見では「県内唯一の水産専門高校を残すべきだ」「水産関連の教科は存続すべき」など、再編整備計画の中で焦点となっている小浜水産の存続を望む声が目立ったという。・・・・


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   以前も、このブログで取り上げたが福井県がすすめる強引な高校再編には厳しい批判と強い要望が相次いでいる。
8割以上の地元住民の声に背く県行政は許されないのではないか。

アンケートには地域の皆さんの熱情を感じた。
● 「戦前は、県外からも海国日本を担う優秀な人材が集まり、日本の漁業、海産物加工業、日本の産業をささえてきた。そのことを先ず忘れてほしくない」
● 「水産高校は、地域と結びついた特色ある教育を展開しており、全国的にみても存在価値がある。なくすなんてとんでもない」
● 「絶対反対。県の教育委員会は何を考えているのか理解に苦しむ。水産業の重要性は、今後ますます高まっていくことは明らか。亡国の再編計画は直ちに取り消すべき」
● 「若狭3校は、それぞれ特徴があり、伝統のある高校です。少子化だからこそ将来の大きな選択肢として是非ともこの3校を存続していただきたいと強く望みます」
● 「今でも選択肢が少ないのに、これ以上減ったらますます地元から人が離れていきそうな気がする」

今回、210名もの方々が上記のようにさまざまな思いをびっしり書き込んで返送してきたという。


 多くの県民の反対にもかかわらず、県立高校再編をごり押しすることをやめさせましょう。
 民の声きけ 西川県政、広部教育長。と叫ぼう。


「共産党議員がいないからやりやすい云々」・・こんなことを教育委員会に言わせているのでは情けない。たしかに、今から6年ほど前にも県立高校再編の動きがあったが、わたしも県議会で「学校削減ありき、の計画はダメ」と追及した。
 しっかりしてよ、福井県議会。と叫ぼう。