前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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原発「もんじゅ」陳情、斉藤福井県議会議長の本音?

2010年02月20日 | Weblog
昨日は、地元地域で参議院福井選挙区の山田かずおさんや民主医療機関連合会の共産党後援会のみなさんと朝の宣伝。雪のまう冷たい天気で、寒かったー。後援会のみなさんもご苦労様でした。

午後には、原子力発電に反対する福井県民会議の中嶌哲演代表委員、小木曽事務局長らと福井県議会に原発「もんじゅ」運転再開に関して陳情をおこないました。斉藤新緑議長が応対しました。
陳情では、「運転再開は県民の生命と暮らしがかかっています。県民が理解し、不安を解消できる手立てをつくすなどした上で、慎重に判断されるよう陳情します」として、◆県民が「もんじゅ」全体の安全性を理解し、不安の解消にこたえられる手立てをとるよう知事に要請してください、◆耐震安全性について、国の責任で県民に説明するよう知事に要請してください、◆運転再開は、国と原子力機構の面子を除けば、急ぐ理由は何もありません。県議会として安全論議を最優先させたうえで、慎重な判断をしてください、と求めています。

わたしも「地震による柏崎刈羽原発被災をみても県民は心配。活断層がない、とされていたことが覆されたのだから、とりわけ地震に弱い『もんじゅ』は問題だ」などと発言しました。

斉藤議長は「原発から遠い地域の議員は慎重にかんがえる面があるが、原発地元の議員が早くやってくれ、という」「政権交代したが、原発推進のエネルギー政策は変わらないが、こういうところも課題だ」「いろいろ議会でも議論してきた。大丈夫か、と事業者に聞けば、大丈夫、という。この繰り返しがある」などと、割と率直なことを述べました。

県民会議のメンバーには民主党系の労組、社民党がはいっています。斉藤議長が「政権交代しても変わらない。陳情しろ、陳情しろ、と陳情スタイルも変わらない。辻本清美に言ったらどうだ」と、自民党の議長としてはジャブも繰り出しました。

まあ、県議会のなかは自民党も民主党も原発推進ですから。しかし、国や機構のスケジュールどうりにはさせないぞ、と県議会として必要な県民討論会を主催するぐらいの意気込みがあってもいいのでは、と思いました。


夜は、各種の相談で、嫁姑の問題や、ストーカーがらみの相談など。「人生いろいろ」ですが、悩みは深刻です。しかし、スパッと解決できる問題でもなく、悩ましい・・・・。