前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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知事、原子力防災計画ができる前でも原発再稼動の方針。県民軽視は許されません!

2011年12月08日 | Weblog
       昨日で県議会一般質問が終わりました。

来週は、厚生常任委員会と予算特別委員会です。市長選とWです。

さて、私も質問で原発推進に傾斜する西川知事を批判しましたが、いよいよ露骨になってきました。



       NHK・・・・暫定的な安全基準で再稼動検討

      12月定例県議会の一般質問で、西川知事は、原子力事故に備えた県の地域防災計画の策定前でも、県が国に求めている暫定的な安全基準が示されれば停止中の原子力発電所の再稼働を検討する考えを示しました。

定例県議会の一般質問では、いまだ策定されていない原子力事故に備えた県の地域防災計画をめぐり、「地域防災計画が策定されず、県として万が一の際の避難に関する方針も明確に示せない中で、停止中の原発の再稼働を認めるべきではないのではないか」とただしました。

これに対し、西川知事は、「再稼働については、国に求めている福島の事故の知見を反映した暫定的な安全基準が示された上で、県として、安全対策に対する責任ある見解を示すことが不可欠だ」と述べました。そのうえで「県の地域防災計画は、直接、原発の安全性を高めるものではない」という見解を示し、地域防災計画の策定前でも、県が国に求めている暫定的な安全基準が示されれば停止中の原子力発電所の再稼働を検討する考えを示しました。・・・・・


       細川議員の質問に答えたものです。
これはつまり、「県民の防災・避難対策ができる前でも原発運転再開」ということですから、県民軽視も甚だしいと言わなくてはなりません。


実際、電力需要をみても県内の電力はもちろん、関電管内でも他電力から融通すればいいわけで、なにも、福島原発事故の原因究明と対策が不十分ななかで、しかも県民の命と財産を守る対策が未整備のままで突き進むのは大問題です。

美浜2号機も心臓部でトラブルがおこりました。

福島の痛みを早くも忘れ去る・・・のど元過ぎれば、では困ります!



        ということで企画のご案内。

たくさんのみなさんの参加で福井県の暴走を止めましょう!

●12月10日  午後2時40分~

 福島原発ハイロアクション 武藤類子さん講演会

 敦賀市・男女共同参画センター



●12月11日 午前9時~

原発NO!の福井市長誕生めざして――西村たかじ出発集会

福井市・明道中学並びの  西村たかじ事務所



●12月11日 午後1時半~

原発ゼロめざす市民行進

福井市光陽3丁目の光陽生協クリニック前集合。福井市中央公園までをデモ行進します。