前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

福井市長選が告示され、市内各地で街頭演説。原発なくそう!冷たい雨の中でも元気に市民行進。

2011年12月12日 | Weblog
    昨日は福井市長選挙告示。出発集会では司会をしました。各界からの応援、鈴木市議の訴え、候補者の訴え、山野後援会長のガンバロー。みなさん、「原発、新幹線・・・県いいなりのいまの市政ではダメだ」「暮らし守る市政を」の熱弁。冷たい雨のなかでしたが、勝利めざしてスタートしました。

その後、後援会員のみなさん方とともに宣伝活動に出発。市内各地で政策を訴えました。あいにくの天気でしたが、団地の窓をあけて「がんばれ!」との激励や、わざわざ宣伝カーのところまで来られて「がんばってください」と声をかけていただくなど、初日から強い反応でした。
西武前では候補者カーとドッキング。候補者、西村きみ子市議とともに、私も訴えました。ご声援ありがとうございました。

     昼食は恒例の炊き出し、カツカレー。とてもおいしくいただきました。候補者には昼食風景もテレビカメラが取材。昼食中も息がぬけません。


     午後には、原発なくそう!市民行進を歩きました。原発問題住民運動福井県連絡会が企画したもの。
寒く、冷たい雨に負けずに、「原発をなくそう」などとシュプレヒコールをやりながら元気に行進しました。
敦賀市から山本貴美子市議らもかけつけ行進に参加しました。お疲れ様でした。

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     佐々木衆議院議員・・国会の最終盤になると、悪法を強行しようとさまざまな駆け引きが行われるようになり、言論の府であるべき国会のあり方が、歪められることがしばしばあります。
  この臨時国会でも最後の土壇場で、原発輸出協定、労働者派遣法、EPA協定などが強行される事態となりました。私は、議院運営委員会で、これらの不当なやり方について、毎回のように批判的な発言をせざるをえませんでした。

  日本と、ロシア・韓国・ベトナム・ヨルダンとのあいだの原子力4協定については、東電福島第一原発事故の収束もしておらず、事故の原因も明らかになっていないのに、外国に危険な原発を売り込もうというものです。
 到底、認められるものではありません。私は、原子力4協定を本会議の議題とすることに反対し、無期限に延期すべきだとの動議を提出しました。
 その動議は否決されましたが、与党内からも異論が出て本会議での採決を欠席する議員が相次ぎました。

  労働者派遣法改正案は、昨年4月6日に鳩山内閣が提出し、4月16日の本会議で審議を開始したのですが、1年7ヶ月余りの間、棚ざらしにされてきました。ところが臨時国会の会期末、12月7日に、突然、民自公3党合意の修正案が提出され、わずか3時間の厚生労働委員会質疑で採決を強行したのです。しかも、修正内容は、「製造業務派遣・登録型派遣の原則禁止」という法案の根幹部分を丸ごと削除し骨抜きにするものでした。私は、このようなやり方には、断じて容認できないと議院運営委員会で意見表明を行いました。結果として、本会議で採決することができず継続審議となりました。
 
 日本・ペルーEPA(経済連携協定)と、日本・メキシコEPA改正議定書の2協定についても、委員会で与野党合意なく不正常なまま採決したものです。私は、議運委員会で緊急上程することにたいして反対の意見表明を行いました。
  このように、議運委員会での発言が多くなっています。それだけ、国会運営が3党合意で乱暴になっているからでしょう。議運委員長が、最後にポツリと言いました。「共産党の発言はいつも論理的でスジが通っている」と。それなら、きちんと公正・公平なルールに基づく運営をおこなうべきです。・・・・・・・・

   
     自民党単独政権時代にも社会党とのシナリオがつくられていて、国会審議がおこなわれていました。表では「対決」を演出、裏では・・・。そのために巨額の機密費が国対などを通じて社会党側にも流れこんでいたといいます。かけマージャンでわざと負けるとか・・・読んだことがあります。
     さて、民主党政権でも官房機密費の巨額の支出はつづき、使途を明らかにしないのは自民党時代と同じです。野党に流れこんでいるのでしょうか?3党でなんでも決めている様をみると疑いたくなります。