前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

福井市民アンケート・・・市民は新幹線や再開発ビルをのぞんでいません!

2011年12月14日 | Weblog
      昨日のブログで書き忘れましたが、県議会厚生常任委員会で福井県医師会からだされていた「受診時定額負担の導入反対に関する意見書提出を求める請願」は全会一致で採択されました。

       しかし、医療労働者の組合からだされていた「看護師の大幅増員と夜勤改善で安心・安全の医療・介護を求める陳情」「介護職員処遇改善交付金の継続を求める陳情」は自民党が不採択、民主党が継続審査を求めたため、不採択となりました。
      大幅な介護保険料引き上げを抑制するためにも、介護労働者への交付金維持が必要です。自民、民主は介護保険料の大幅値上げをどう考えるのか、きびしく問われることになります。

             ★

       福井市長選挙も「原発」「新幹線や再開発」「暮らし」問題で論戦が鮮やかとなりつつあります。昨日も対話のなかでは、「今日の福井新聞に介護保険料が上がる、と書いてあった。困ります」と一人暮らしの女性から言われました。
昨日の福井新聞の記事は私の県議会での質問と県の答弁を記事にしたものです。この問題を報じたのは商業紙では福井新聞だけのようですが、庶民の関心は暮らしの課題が一番だと思います。


日本共産党が市長選挙にあたって福井市内で取り組んだアンケートでも新幹線や再開発への税金投入に強い反感が表れています。

紹介しましょう。



●新幹線について

 「積極的に賛成」「どちらかといえば賛成」をあわせて 19.3%、

「どちらかと言えば反対」「積極的に反対」をあわせて 40.3%です。「将来はともかく今は不要」という方も28%。

福井市民の大方の民意ははっきりしていますね。


●駅西口再開発ビルについて

  「見直すべき」   60.8%

  「計画どおり実施を」 8.8%

  「わからない」   20.5%などでした。



この結果に福井市民の気持ちがあらわれています。

新幹線や再開発ビルへの税金投入ではなく、安心できる介護や医療を! ということではないでしょうか。

日本共産党は、住民目線とかけ離れた県政・市政の転換めざしてがんばります。


     福井県も福井市も、原発や新幹線、再開発ビルなどの重要政策課題で県民市民調査か住民投票を実施したらどうでしょうか。