前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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大野市の栄市議らが調査に。新幹線・在来線問題で会合。ダムの検証は。

2011年12月21日 | Weblog
       昨日は、大野市の栄市議や新家前市議らが市内の工場誘致に関して福井県に調査にこられたので同席しました。

        また、新幹線・在来線問題を考える会合が開催され、私からは情勢と12月県議会で不採択となった特急存続求めた陳情書についての各会派の態度などを説明しました。会では今後の状況をふまえて、新年からどのような活動を展開するか相談しました。新幹線建設費用がこれまでの試算より大幅に引き上げられて、福井県内が6800億円との試算がだされたことから、「地方財政が厳しい中で、県民負担が増えるのはいっそう県民理解が得られない」問題もだされました。

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       赤旗・・・ダム問題の検証は適切か   紙議員が質問主意書

       見直しが行われていたダム建設の継続決定がすすむ中、日本共産党の紙智子参院議員はこのほど、「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議に関する質問主意書」を提出しました。
 ダム検証の指針となる「今後の治水対策のあり方に関する中間とりまとめ」(2010年9月)が、冒頭で「できるだけダムにたよらない治水への政策転換」をかかげながら、具体的な手法としては、そもそものダムの必要性について検証を行っていないことを指摘しています。

 またダム案と他の治水案について、コスト面を最重視した検討となって幅広い議論が行われていないことや、ダム検証の検討を行う場の構成が、推進してきた自治体首長で占められている問題をただしています。

 検証に際し、ダム建設に批判的な住民や学識経験者らの意見に対し、議論や説明をつくさずに、黙殺している実態にあることも指摘。原子力発電所を推進してきた実態と同様であるとして、適切な検証といえる実態にあるかと質問しています。・・・・・・



     福井県の足羽川ダムについても意見募集がおこなわれましたが、このような観点で批判的な専門家の検証をうけることも必要でしょう。
      しかし、新幹線の建設事業費負担が大幅に引き上げられる問題とあわせ、足羽川ダムの建設費負担、・・・巨額の財政負担が並行して発生するとなると福井県財政は大変なことになります。
しかし、理事者からも、県議会からも危機意識が伝わってこないのはどうしてでしょうか。
  わたしはこういう問題も引き続き、追及していきたいと思います。