前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

「憲法の書」撤去問題で主催者が福井県、市に申し入れ。広がる改憲やめよ!の行動。今日は原発アクション

2013年05月10日 | Weblog
 昨日は、アオッサで開催されたピースアート展での「憲法の書」が一時撤去させられた問題で主催者の河合良信さんが福井県に申し入れするのに同行しました。

申し入れ内容は、「県、福井市も入って管理運営協議会をもうけているのであり、県や福井市にも責任がある。関係ない、との責任逃れは許されない。表現の自由を憲法に則って保障するよう、アオッサのみならず、公共施設すべてで指示指導を」という趣旨です。

財産・事務管理課の対応は、依然として管理組合がやったことで県としてのコメントはない、という立場でした。

 15日には運営の協議会が開催されます。今回の件や、申し入れをふまえて県としても憲法を守り、表現の自由を擁護する立場できちんと会議にのぞんでいただきたい、とつよく要請しました。
 河合氏らはその後、福井市にも申し入れをおこない、西村市議が同席しました。


  申し入れる河合氏(手前)、応対する県担当者ら 




 その後は、頼まれていた原稿書きや書類作成などをガシガシ、憲法改悪反対共同センターの会議などがつづきました。憲法問題では、安倍政権や維新の会、みんなの党などが改憲姿勢をつよめていることで、県内各地で危惧の声が広がっています。96条改憲、という姑息な手法には、「改憲派」もふくめて批判が高まっています。

 婦人団体では憲法紙芝居での学習会、労働組合では自由法曹団の弁護士を講師に70名で学習会、武生9条の会では連続学習会、原発再稼働抗議の市民グループが憲法学習会を開催、詩人のつどいには200名ちかい参加、憲法記念日つどいには350名が参加、・・・。

 ひきつづき6月2日には坂井地区で、6月15日には福井地区で集会が計画されています。


 日本共産党も各地の取り組みに協力するとともに、5月26日には市田書記局長が来福します。憲法問題はじめ国政の問題点、国民本位での打開の方向を自民党と正面対決する日本共産党としてずばりお話しします。

  26日午後2時から 福井市文化会館でおこなわれます日本共産党演説会にぜひおいでください。


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 今日は金曜日。原発ゼロ、大飯を止めよう、全国行動がおこなわれます。

  福井では、午後4時~ 県庁前抗議行動、デモ行進

     午後6時~ 県庁・関電前アクション です。

 福島を忘れないために!福島を繰り返さないために! ぜひご参加ください。


 報道にみられるように原子力規制委員会も揺らいでいるようです。

安倍政権になり、政治や電力業界からのさまざまな働きかけも強まっています。

 活断層の上や近傍の原発の再稼働を認めることがおこつたら、なしくずしです。

時計の針を福島以前に戻すことがないように、しっかり国民的監視をつよめましょう!

 地震大国日本で、原発即時ゼロに取り組む政治をつくりましょう!

■NHK・・・活断層問題で規制委員長が発言修正

国の原子力規制委員会の田中俊一委員長は、福井県にある敦賀原子力発電所の断層問題を巡る今後の対応について、記者会見で、「早急に最終的な判断を示す必要はない」と述べ、これまでと異なる考えを示しましたが、その後、「混乱を招いた」として文書で発言を修正しました。



敦賀原発を巡っては、原子力規制委員会の専門家会議が今月15日にも、「2号機の真下の断層は活断層の可能性が高い」という報告書をまとめる見通しで、その後、規制委員会が最終的な判断をいつするのかが注目されています。

田中委員長はこれまで、「社会的な関心が高い」として、判断を急ぐ考えを示していましたが、8日開かれた記者会見で、「早急に最終的な判断を示す必要はない」と述べ、これまでと異なる考えを示しました。

しかしその後、文書を公表し、「専門家会議の報告を受けて、見解を滞りなく集約する」とし発言を修正しました。

規制委員会が「運転再開を認めない」と判断すると、去年9月の発足以来初めて原発の運転を制限することになり、事業者の日本原子力発電は、来月までに終わる独自の調査を踏まえて判断するよう要望していました。

原子力規制庁の森本英香次長は、「田中委員長は『自分の発言が混乱を招いたので明確にした』と話していて、事業者の調査が終わるまで待つということではない」と説明しています。・・・・