前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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インフルエンザにご用心!大飯原発再稼働へ、動きが急。国民の6割が反対する再稼働は許されません

2014年01月30日 | Weblog
 NHKニュースでも「インフルエンザの患者が県内でも急速に増えています。県は今後、大きな流行が起きる恐れが高いとして、「注意報」を出して予防策の徹底を呼びかけています。
県によりますと、今月26日までの1週間に県内32の医療機関から報告されたインフルエンザの患者は、ひとつの医療機関あたり21.19人で、前の週の2倍以上に増加しました」と報道されています。
 私のちかくでも、何人かがインフルエンザ患者に。お互い、気をつけてがんばりましょう。


 ニュースでは「大飯原発の審査は建物や設備の耐震性を確認する終盤の作業に入り、ほかの原発より早く終わる可能性があります」などと報道されています。
 昨日の代表質問でも、志位委員長は「即時原発ゼロを政治決断し、再生可能エネルギーの普及と低エネルギー社会への転換こそ、国民の命・安全に責任を負う政府が選択すべき道だ」と強調しました。安倍総理は「徹底的な安全審査をおこない、合格した原発は再稼働を判断する」と答弁。
 安倍政権のなかで、再稼働第一号となりかねないのが大飯原発です。

 しかし、県の原子力安全専門委員会でも対策に疑問がだされ、今後、規制委員会が「合格」をだせば、県の委員会の場で直接説明を求め、審査されることになります。当然、福井県議会の場でも徹底した審議がなされなくてはなりません。

 なにより、国民の6割が反対している再稼働を強行するなら、安倍政権の基盤が秘密保護法強行につづいて、大きく掘り崩されることになるでしょう。
 明日は金曜日。夕方から福井県庁・関西電力前での再稼働反対の県民のデモ行進やアピール行動がおこなわれます。多くのみなさんの参加で、再稼働反対の声をあげましょう!
 

■NHK・・・・関電 大飯原発の地震規模見直しへ
1月30日 4時36分


  福井県の大飯原子力発電所を巡って、関西電力は、運転再開の前提となる国の安全審査で重視されている地震の規模について見直し、データを示しました。
原子力規制委員会から「さらに分析が必要だ」といった指摘が出ましたが、今後「妥当」と評価されると、大飯原発の審査はほかの原発より早く終わる可能性があります。

 原子力規制委員会の安全審査を巡っては9つの原発が申請していますが、重視されている項目の1つで、「基準地震動」と呼ばれる地震の規模を「妥当」と評価された原発はありません。
関西電力は、大飯原発3号機4号機の「基準地震動」について、規制委員会からの求めに応じ、揺れの強さを示す加速度を東日本大震災前の700ガルから759ガルに見直し、29日の会合で根拠となる地下や断層のデータを示しました。

 規制委員会からは、「さらに地盤の分析が必要だ」、「地下の構造をもっと説明してほしい」といった指摘が出て、関西電力は再検討することになりました。
規制委員会が、今後、「基準地震動」を「妥当」と評価すると、大飯原発の審査は建物や設備の耐震性を確認する終盤の作業に入り、ほかの原発より早く終わる可能性があります。
また九州電力も、佐賀県の玄海原発3号機4号機の「基準地震動」について、震災前の540ガルのほかに、585ガルのケースも加えましたが、規制委員会はさらに検討を求めました。
原子力規制委員会の田中俊一委員長は、記者会見で、「『基準地震動』が決まらなければ施設などの安全の評価ができないので、非常に重要だと認識している」と述べ、「基準地震動」が安全審査の重要なポイントになるという考えを示しました。
一方で田中委員長は「『審査がいつまで』と申し上げられる状況にはない」と述べ、去年7月から続く大飯原発を含む6原発の安全審査の終了時期や、運転再開の見通しについては、明言しませんでした。・・・・・