物部の森

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日記風に書いてます。

【書籍】論語と算盤

2011年01月25日 | Weblog
 『論語と算盤』(渋沢栄一、守屋淳訳、ちくま新書)を読む。

 王子製紙、東京海上火災、日本郵船、東京電力、東京ガス、帝国ホテル、サッポロビール、JR、日本商工会議所、東京証券取引所・・・、その他470。渋沢栄一が設立に関わった会社・団体の数である。それゆえ彼は「日本資本主義の父」、「実業界の父」と呼ばれている。
 渋沢が生涯を貫いた経営哲学。『論語と算盤』という一見無関係と思われる二つを並べた不思議なタイトルだが、「道徳と利潤を調和させる」という経済人がなすべき道を示している。
 とりわけ「成功と失敗は、自分の身体に残ったカス」という言葉はインパクトがあった。「とにかく人は誠実にひたすら努力し、自分の運命を開いていくのがよい。もしそれで失敗したら『自分の智力が及ばなかったため』とあきらめることだ。逆に成功したなら『知恵がうまく活かせた』と思えばよい。成功や失敗というのは、結局、心をこめて努力した人の身体に残るカスのようなものだ」と説く。
 なるほど、何事も結果よりプロセスが大切なのである。
コメント
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