『シンプリシティの法則』(ジョン・マエダ著、鬼澤忍訳、東洋経済新報社)を読む。
グラフィック・デザイナー、コンピュータ・サイエンティストとして活躍する著者は、テクノロジーの進展に自ら関与するうちに、世界が複雑化することのストレスを感じ、物事をもっとシンプルにするにはどうすればいかを考えるようになったという。「コンプレクシティ(複雑性)の薬を飲みやすくするのはシンプリシティ(単純性)である」とマエダは言う。その探求の成果を10の法則としてまとめている。
<10の法則>
法則1 削減
法則2 組織化
法則3 時間
法則4 学習
法則5 相違
法則6 コンテクスト
法則7 感情
法則8 信頼
法則9 失敗
法則10 1
特に「法則3 時間」が印象的。「時間を節約することでシンプリシティを感じられる」という。要するに「与えられた時間の使い方を決める」ということだ。
ブログを読んでくれている人たちから、「あれこれやってて、忙しそうやな」と言われる。確かに、あくせくと色々なことに手を出している。仕事では責任も大きくなったし、社内外問わず人脈も増えている。読みたい本、聴きたいCD、観たいイベント、行きたい所、飲み食い、たまのライブ、筋トレ、家族サービス、毎日のブログ更新・・・。時間はもっと欲しい。時間貧乏性かつ若干の不眠症。
では日常生活がコンプレクシティを帯びているかというとそうでもない。なぜなら「やるべきこと・やりたいことをはっきりさせ、優先順位を付け、やりたくないことはなるべくやらないようにしている」から。人生において誰にも等しく与えられている「時間」というものの取り扱いは最重点課題である。常にスケジュールは複線型。でも行動へ移すためのインターフェースは単純。すなわち、やるべきこと・やりたいことを確実にやる。これが私なりの「シンプリシティの法則」である。
2011年もこの法則から外れることなく過ごしていきたい。
グラフィック・デザイナー、コンピュータ・サイエンティストとして活躍する著者は、テクノロジーの進展に自ら関与するうちに、世界が複雑化することのストレスを感じ、物事をもっとシンプルにするにはどうすればいかを考えるようになったという。「コンプレクシティ(複雑性)の薬を飲みやすくするのはシンプリシティ(単純性)である」とマエダは言う。その探求の成果を10の法則としてまとめている。
<10の法則>
法則1 削減
法則2 組織化
法則3 時間
法則4 学習
法則5 相違
法則6 コンテクスト
法則7 感情
法則8 信頼
法則9 失敗
法則10 1
特に「法則3 時間」が印象的。「時間を節約することでシンプリシティを感じられる」という。要するに「与えられた時間の使い方を決める」ということだ。
ブログを読んでくれている人たちから、「あれこれやってて、忙しそうやな」と言われる。確かに、あくせくと色々なことに手を出している。仕事では責任も大きくなったし、社内外問わず人脈も増えている。読みたい本、聴きたいCD、観たいイベント、行きたい所、飲み食い、たまのライブ、筋トレ、家族サービス、毎日のブログ更新・・・。時間はもっと欲しい。時間貧乏性かつ若干の不眠症。
では日常生活がコンプレクシティを帯びているかというとそうでもない。なぜなら「やるべきこと・やりたいことをはっきりさせ、優先順位を付け、やりたくないことはなるべくやらないようにしている」から。人生において誰にも等しく与えられている「時間」というものの取り扱いは最重点課題である。常にスケジュールは複線型。でも行動へ移すためのインターフェースは単純。すなわち、やるべきこと・やりたいことを確実にやる。これが私なりの「シンプリシティの法則」である。
2011年もこの法則から外れることなく過ごしていきたい。