物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

【書籍】スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン~人々を惹きつける18の法則

2011年10月06日 | Weblog
 『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン~人々を惹きつける18の法則』(カーマイン・ガロ著、井口耕二訳、日経BP社)を読む。
 18の法則とは、
  ・構想はアナログでまとめる
  ・一番大事な問いに答える
  ・救世主的な目的意識を持つ
  ・ツイッターのようなヘッドラインを作る
  ・ロードマップを描く
  ・敵役を導入する
  ・正義の味方を登場させる
  ・禅の心で伝える
  ・数字をドレスアップする
  ・「びっくりするほどキレがいい」言葉を使う
  ・ステージを共有する
  ・小道具を上手に使う
  ・「うっそー!」な瞬間を演出する
  ・存在感の出し方を身につける
  ・簡単そうに見せる
  ・目的に合った服装をする
  ・台本を捨てる
  ・楽しむ
 すごいね。この18項目のキャッチーなタイトルの付け方と、並べ方がもうプレゼンテーションになっている(笑)
 今後意識していきたいのは3つかな。
  ・敵役を導入する
  ・数字をドレスアップする
  ・「びっくりするほどキレがいい」言葉を使う
 あと一番大切なのは、「しっかり練習する」ということ。そのためには、スライドをできる限りシンプルにしなくてはならない。ジョブズのはすべてシンプル。自責の念を込めて言うと、どうしても説明的なものを作りがち。読めば分かるというレベルにしてしまう。そうすると「スライドに沿ってしゃべれば、まあ何とかなる」と、あまり練習をしない。それで余計に工夫の足りない下手くそなプレゼンになる、という悪循環に陥る。
 本書はアタマで理解するだけのテキストではない。参考になると思った項目は、実際にプレゼンや説明の機会に取り入れなければ、何の意味もない。じゃないと、ジョブズも浮かばれない。
コメント
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