地球学の毒リンゴを喰らって
堆(うずたか)い書物に埋もれていた頃は
メランコリーな面持ちで冬の公園を散策し
「枯れ木に生きろと言うのももどかしい!」などと
毒の詩篇を書きなぐっていた。
何という傲慢。
通り越したる傲岸不遜。
まさに低次憑依現象の最たるものだろう。
恐ろしい世界に身を投じて自覚なく
よく能天気な下等意識生活をしていたものである。
これでは真の自然(宇宙)の精霊はホトホト呆れ
悲しげに眼を背けていたことも
今ではわかり過ぎるほどによくわかる。
そのような愚昧な経緯を持つ自分を
無垢の自然本質波で暖かく迎えてくれた
自然界の深い諸精霊(神霊)たちには
いつも平身低頭し有難い想いが溢れるのだ。
旧き悪しき地球学の時代は終焉し
本源開示の宇宙学の時代になった。
見える世界も見えない世界も
裏も表も洗いざらい反転(=正転)し
本源の透過光に包まれる生活を優先していくことだ。
宇宙類人種なら当たり前の
宇宙次元の幸せを分かち合うのだ。
まさに天の季(とき)である。