いつも一貫して『自然クライン環』について述べているのであるが たまには世の
光と闇について感ずるところを記録して置こう。
世のあれこれを取り上げると どうしても平面比較になるので敢えてやらないのだ
が『善（光）と悪（闇）』ならば大局二極になるので表層脳概念側から詰めても詐
欺構造のジレンマは避けられるだろう。しかし どちらにしても創造原初というク
ライン基盤を魂に確立していることが前提となる。
単純に言えば 地球人の意識文化は『善』を装った『悪』に侵食されその価値性を
摺り替えられてしまったということだ。それは まさに今の地球人が日常的に被害
に遭っている表層脳概念由来の詐欺的価値構造に顕われているのである。その渦中
にありながら眞の『善』『悪』を見極めていくのは生半可な観察眼では成し得な
い。相当な覚悟と自己三位の威信を懸けた本質洞察が不可欠となるだろう。
複雑怪奇を簡単に纏めてしまったが表層のことどもは本来その次元の扱いにするの
が吉である。所詮「人間」の表層価値の攻防になってしまう低次元因果に貴重な人
生の大半を割くよりも 自然の創造原初を識り己という『人』の何たるかを三位に
確立してこれからの未来を前途洋々と見渡す方が遥かに理知合理的というものであ
る。地球人各位の健勝を祈って已まない。