ほっぷ すてっぷ

精神保健福祉士、元新聞記者。福祉仕事と育児で「兼業」中。名古屋在住の転勤族。

『市場を創る―バザールからネット取引まで』

2007-07-19 09:03:53 | Book
ショック。30分かけて書き終えたところで文章が消えました。あぁぁぁ・・・。
あぁショック。立ち直れないのでここまで。

でも、2週間前くらいの新聞の書評にあったこの本は、おすすめです。

多種多様な「市場」を、どこまで経済学が説明できるのかに挑戦していて、レンブラントが試みた芸術品市場(それが、パトロンから独立した創造のための資金源を生み出すことになった)から、築地市場、ネットオークションまで進む。オークション理論が専門らしい著者は、インターネットやIT技術の進展が、オークションを用いた新たな「効率的メカニズム」形成の可能性を示唆している、と言う。現に、アメリカの周波数割り当てやスウェーデンの鉄道輸送サービスの割り当てなどで使用されてもいる。

参考文献や参考論文も多く書かれていて、知的好奇心もそそられるという、なんだかお得な本にも思える。いろいろ書いたのに消えてしまって残念。

・・・

それと、昨日の夕刊で報道されたブラジルの旅客機墜落事故(200人以上が死亡)が、なぜ今日の朝刊でひとつも記事が無いのか。御巣鷹山の事故を経験した日本、でなくても、大事故ということがわかるはずなのに、読売と日経には記載がなかった。