ほっぷ すてっぷ

精神保健福祉士、元新聞記者。福祉仕事と育児で「兼業」中。名古屋在住の転勤族。

同年会

2012-07-14 13:28:02 | Private・雑感
同じ年に生まれた、30歳手前の私の年齢でも、
ハノイへ来ている理由や仕事はかなりバリエーションがある。

大企業から語学研修性で来ている人、
父親が社長の大阪の町工場から、ハノイ工場の立ち上げに送り込まれている人、
転職してハノイで就職した人、
日本向け製品の工場で、日本人関係に疲れてる人、
日系メーカーの海外赴任で、すでに5年経った人、
同い年の2人っきりで、ハノイの物流拠点を運営している人、

なんだかみな、似た悩みを抱えているようにも見えるけど
具体的には全然違う。
ただ、何かは考えているもんだなと思った。
例えば、駐在の人と、現地で就職した人は全然違う将来設計でハノイにいるけど、
ジャッジすることなく、興味深く互いの悩みを聞きあえる気がする。
だいたい、みな同じ悩みや苦労、その前提にある似たような将来設計、と言うこと自体が
窮屈なはずで、日本ではそういうところに辟易することがあった。
違う仕事、違うキャリアの同年代と交わることが、日本でもっとあってもいいと思う。
・・・いや、あるにはあるんだと思う。たとえば四日市にもあった。
そうすると、やっぱり地域異動を伴う人事がひとつの壁なのかも。

「プラダを着た悪魔」という映画が好きな理由はいろいろあるけど、
その中の一つは、主人公の女の子が、ちょくちょく友人らと同じバーで集まり、
雑談をするという日課。
みな仕事がそれなりの時間で終わること、職場/家が近いこと、という条件が
揃わないと難しいのかなと思うが、ハノイではそれが揃っている。

ハノイにもだいぶ慣れてきた気がした、2回目の同年会でした。