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さてさて今夜の米雇用統計は結局判断に悩ましい結果となった。つまり異例の寒波という環境を考えるなら発表された17万5000人の雇用増は上出来ということになる。市場予想は14万9000人だったので、それを上回ることになった。同時に1月は速報値の11万3000人から12万9000人に増加、同じく7万5000人増は8万4000人に上方修正された。全体的に20万人超の増加を欲しい市場にとっては比較的低調な結果と言えるが、それでも“寒波の中で”健闘したという受け止め方のようだ。
上のチャートにあるように発表直後の瞬間的な乱高下を経て、金価格は売られることになった。雇用統計の結果が良く、好感される内容であれば、春になって暖かくなれば足元の減速自体も押し上げ要素として回復を加速させるものという捉え方がされている。株式市場を中心にしたこうした楽観が支配する状況ゆえに、今夜の結果はポジティブに受け止められることになった。逆に金市場ではFRBの縮小策が波乱なく進められるというという見方が広がるほどに売り物は出やすくなる。
ちなみにこのところ注目度が上がった労働参加率は63%で1月と同じ。依然として約35年ぶりの低水準ということに変わりなし。やむなくパートタイマーとなった人々を含めた広義の失業率は12.6%で前月から0.1%下がったのみ。高水準が続いている。1年前は14.3%だった。
上のチャートにあるように発表直後の瞬間的な乱高下を経て、金価格は売られることになった。雇用統計の結果が良く、好感される内容であれば、春になって暖かくなれば足元の減速自体も押し上げ要素として回復を加速させるものという捉え方がされている。株式市場を中心にしたこうした楽観が支配する状況ゆえに、今夜の結果はポジティブに受け止められることになった。逆に金市場ではFRBの縮小策が波乱なく進められるというという見方が広がるほどに売り物は出やすくなる。
ちなみにこのところ注目度が上がった労働参加率は63%で1月と同じ。依然として約35年ぶりの低水準ということに変わりなし。やむなくパートタイマーとなった人々を含めた広義の失業率は12.6%で前月から0.1%下がったのみ。高水準が続いている。1年前は14.3%だった。