亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

インフレ・ファイター(強いユーロ)

2008年06月25日 22時46分37秒 | 金融市場の話題
珍しく本日2回目の更新。
先週、読んだ雑誌に「米国ドルに振り回されたくない。ドイツのマルクにも埋もれたくない」といまから25年前に当時のフランスの経済・大蔵省トリシェ局長が語ったと、あった。その記事には「(当時トリシェ局長が語ったわけではないが)アングロサクソンへの強烈な対抗意識。栄光の仏の復活」ともあった。そのトリシェECB総裁が本日、欧州議会の経済金融問題委員会で7月3日の定例理事会(金融政策決定会合)にての利上げを再度示唆したとの報が入っている。

午後7時のときに「影を落とすか トリシェ発言」と書いたのは6月5日の発言の意味だったのだが。

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