バーナンキFRB議長の講演内容は、前日のコーン副議長の「柔軟な金融政策」という表現を「利下げを示唆」と読んだ市場の受け止め方に修正をせまるものではなかった。伝えられているように信用リスクの上昇に対し、FRBが常に関心を寄せウォッチしているということをイメージ付けるものでもあったように思う。前回FOMCの声明文にて金融市場の混乱は峠を越えたとの見方を示した翌日に410億ドルもの大量資金供給を余儀なくされ、その後も11月15日に472億ドルと一向に鎮静化しない信用収縮の動きに、さすがに昨夜の講演では見方を改めたということか。今週書いたように金融機関が与信管理をきつめにしたことからローンが組みにくくなったため、中銀がどんどん金融を緩くする一方で、現場ではドンドン金融は締まるというちぐはぐな状態。まさに新しい金融危機。
今週は2度にわたり関西だった。週初めに尼崎、終わりに大阪梅田。地下鉄心斎橋駅近く、そごう、大丸の裏あたりの飲食店街で店の入れ替わりの多さに驚いた。新陳代謝が激しいということは、街が拡大している証しなのか、それとも消費者ニーズがつかめないゆえの失敗の繰り返しなのか。尼崎商店街のトラの応援に特化したコテコテ路線も凄かったぁ~~~。11月も終わってしまった。
今週は2度にわたり関西だった。週初めに尼崎、終わりに大阪梅田。地下鉄心斎橋駅近く、そごう、大丸の裏あたりの飲食店街で店の入れ替わりの多さに驚いた。新陳代謝が激しいということは、街が拡大している証しなのか、それとも消費者ニーズがつかめないゆえの失敗の繰り返しなのか。尼崎商店街のトラの応援に特化したコテコテ路線も凄かったぁ~~~。11月も終わってしまった。
確かにちぐはぐです。経済指標は緩やかに縮小方向で、政治も日米問わずコンプライアンスがキーワードです。祭りが終わりに差し掛かっているように思えます。巨額財政赤字に経常赤字、経済も右肩下がりでFRBも巨額の資金供給となればドル暴落の金暴騰となるシナリオも中国&中東のドル環流がドル高へと逆転を余儀なくされている様子で本当に読みづらい展開になってきました。それにしてもドルはもはやアメリカだけの通貨ではないように思えます。今回のドル高米株高も中国&中東が動かなかったらどうなっていたでしょう?FRBとドルペッグしてる国、ドルの外貨準備を持つ国との危険な綱渡りはいつまで続くのでしょうか?そして金はどちらなんでしょう?