亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

もう7時間ほど経過するのに余震止まず

2011年03月11日 22時02分43秒 | 徒然(つれづれ)

本日は都内で業界団体主催の研修会が午後5時から予定されており、その講師を依頼されていた。会場に向かう前に今一度論点を整理しておこうかと思った矢先にグラグラと。長らく東京に住んでいるので多少の地震には慣れてはいる。東京に住み始めた当初は、スワッ!大地震到来かと思うことも多かったが、いずれも大過なく、そのうち慣れがでた。今日も途中までは家具など押えて様子を見ていたが、さすがにこれは!!ということで非常階段方向に。

電車がすべて止まってしまい、件の研修会も向かうことはできず、電話連絡もできずという状態となった。すでに地震発生から6時間以上経過したが、余震が断続的に続いている。

 

大揺れの第一波、そして余震というよりも最初の地震に誘発されたような新たな地震と思われる揺れが2、3あって、その後は余震のようだが、しょっちゅう揺れていると自分が目まいに襲われているような感覚になる。これはチトいやだ。幸いにも電気、水道は問題なし。ガスは止まったものの1時間ほどで復旧。つながりの悪いのは電話関係のみ。PCのインターネットは全く支障なし。地震後のドル円相場が、ドル安円高に振れたのには????だった。その後も地震報道とともに市況を見ていたが、ロンドンが開くころまでは金価格は比較的堅調だったが、その後原油が急落して結局金も売られた。いまは、それでも1410ドル近辺。

 

東北地方の友人、縁者の動向が心配なんだけれど、連絡付かず。無事を祈るのみ。それにしても、数年前から全地球的に火山の噴火がここかしこで起きたり、同時に環太平洋を中心に地震が起きたりしていたので、何か大きな地殻の動きが起きているのだろう・・・的な思いはあったが、来たか、という感じ。皆さん気をつけましょう。結局、2011年もいろいろ大揺れになって歴史に残る年になるということか。地震については、いつかは来ると思ってはいたけれど。今回のものは、国内では史上最大規模とはされるが、それでも恐れられている東京直下型ではないわけで。日本のリスク、東京のリスク。それにしても東京スカイツリーのことは報道では一切出てこないが、あそこで工事をしていた人達は、どんなだったんだろう。

 

写真は地震で崩れたデスク回り。

 

時間の経過とともに被害状況の程度が判明してきているが、深刻度を増してきている。影響が大きかったところの皆さん、お気をつけて。そして行方不明者の無事を祈ります。

 


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4 コメント

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皆様ご無事でしょうか (fairlane)
2011-03-11 23:07:51
コメント欄の皆様ご無事でしょうか 当方は2Fの家具類が転倒してました

スカイツリーは夕刻から明かりが点きましたので大丈夫のようです 自分も東京に40年以上住んでますがこんな地震初めてです

結局相互で常に連絡が取れたのはtwitterだけだったと思います

原発が心配です 自称専門家がお互い罵りあいをしています どうしたらいいのか・・・
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Unknown (こがねむし)
2011-03-12 05:23:40
大変な被害ですね。
中国人社員がネットで、津波に家屋が押し流される映像を見て唖然としていました。ニュースでも長めにやっていました。

外国人献金だの、ちまちましたつまらない政治騒動もしばらくは沈黙ですね。
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家具から離れて! (ささやか)
2011-03-12 05:28:46
地震の時は家具の下敷きになる可能性あり危険です!
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苛烈な列島に暮らす日本人! (Kファン)
2011-03-12 16:41:40
世界の火山活動・地震活動の半分以上が常時起きているとされる、住む者にとってこれほどまでに苛烈で無慈悲で、狭く急峻な山脈に東西を分かたれ、居住地域が沿岸などごく一部に限定された日本列島に暮らす1億2千万人を超える私たち日本人はつくづく運命的な国民・民族だと思う。
ここで暮らすには「和と相互扶助と団結と忍耐と勤勉と技術と寛容と心意気」が不可欠で必須なことなのだろう。

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