マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

桂吉朝さんの訃報

2005年11月09日 19時14分54秒 | 庵主の日記
 落語家の桂吉朝さんが亡くなったことを今携帯のニュースで知り、愕然としました。私が21歳の頃、京都の落語の勉強会ではじめて彼の「地獄八景」を聞いた時、米朝さんを抜く古典落語のすごい人に出会ったと思い、依頼ずっとファンで来ました。
 25歳の時、故中島らもに出会いその関係ですぐに役者わかぎえふ(鈴木芙紀子ちゃん)と出会うことになりました。彼女とは同い年だった事もありすぐに仲良しになり殆ど毎日遊んでいた時代に、彼女も吉朝さんファンで意気投合、大阪の大融寺での落語の勉強会では木戸銭の係りをしたりして吉朝夢(きっちょむ)というファンクラブの第1号、第2号と楽しませて頂きました。吉朝さんとファンの集いで行った高野山の旅行は今でも良い思い出です。
 その吉朝さんが、50歳の若さで亡くなったことを知り、中島らもに続き私の一番良き若い時代を共に生きていただいた方々をまた失い本当に寂しい思いで一杯です。
 奥さんの坂ちゃん、息子のこうすけ君、何てお悔やみを申し上げればよいのでしょうか。上方落語の大黒柱をなくしたことは筆舌に耐えがたい、こんな事があっていいのかと悔しい思いで涙が溢れてきます。

 心からお悔やみ申し上げます。

男性のマクロビアンも増えています

2005年11月09日 17時47分28秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)

 本日の料理教室は飯のコース<秋冬>第3回目。
大豆と三年番茶を使った茶飯、胡麻豆腐、切干大根と高野豆腐の煮物、根菜の団子汁、梅醤番茶がメニューです。



今回は男性お二人の参加も頂き、いつもとはちょっと違った雰囲気でした。お二人ともお料理は大の得意で、食べるのも大好き。でも、お二人とも糖尿病で、マクロビオティックを始められました。切干大根はその戻し汁だけで甘味が出るし、根菜の汁も全て蒸し煮の下手間をいたしますのでそれだけで充分甘く、満足の味付けでした。茶飯も、炒り玄米、炒り大豆にしてから圧力鍋で炊きますが、モチモチ感と香ばしさと三年番茶の爽やかさが絶妙な美味しさになり大好評でした。

  

胡麻豆腐は、いつも黒胡麻で作りますが久しぶりに白胡麻で作りました。40分ぐらい練り上げる本格的な胡麻豆腐は、高野山や永平寺で食べるものよりもう~んと美味しいんです。
  

自然の甘味とお醤油だけで本当においしいおかずが生まれます。飯のコースは基本食に一品おもてなしにもなるメニューでの構成で、スタッフが毎教室で連続して食べても体に優しいようにしています。あくまで基本を守り華美なメニューに脱線しないようにこれまでの反省を反映させました。でも、とっても美味しく!が信条です。

雑穀つぶつぶクッキングの大谷ゆみこさん、ご来県。

2005年11月09日 00時56分40秒 | 庵主の日記

 本日11月8日、未来食・雑穀つぶつぶクッキングでお馴染みの大谷ゆみこさんが高松にお出でになられ、五名畑の木村克美先生のご尽力で、夕方6時から茶話会が開催されました。



 10日ほど前に木村先生からお誘いのお電話を頂き心待ちにしていましたので、仕事が終わると共に家からすっ飛んで会場の太田公民館に行きました。もうすでに、40人ほどの方で会場は一杯!すごい人気でした。

 木村先生とナチュラルお弁当でおなじみのらでぃっしゅさん合作のお弁当も配られ、皆さん美味しい笑顔で自己紹介を終え、いよいよ大谷さんのお話です。
 初めてお会いする大谷さんは雑誌で拝見していた通りのニコニコ笑顔の素敵な女性で、どうして雑穀を始めたのかからお話しいただきました。気さくで自然体の大谷さんですがお話はとても人をひきつける力があり、オーラが溢れているって感じです。食の過ち、生態から男女の役割り、穀物80%の食べ方の提案、穀物と塩と水が生命の根源であることなど一時間半ほどお話しくださいました。
                   

 短い時間でしたが有意義なひとときで、ファンになっちゃいました。木村先生とも高松でサバイバルセミナーを計画したいですねって話しも盛り上がっています。是非そんなチャンスがあれば素敵です。中四国のイベントとして、木村先生と頑張りたいです。