マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

今日は受講生です

2007年01月17日 23時31分46秒 | スタッフ講座マクロ日和&なごみCafe
こんばんは!料理教室講師の岡田右佳です。

今日は、初心にかえり「理のコース」に参加しました
私のお手本でもあり、大好きな人・・・主人の母(俗にゆう姑嫁)を誘っての参加です。
義母は出来る限り何でも手作りをして、物を大切にする女性です。
子供(私の主人)のしつけも上手にしていて、そのお陰で私は苦労ひとつすることなく幸せに毎日を過ごさせてもらっています
そんな義母の作る醤油豆(讃岐の郷土料理)が私の大好物なのですが・・・
問題がひとつ
お砂糖を使うのです。 何とかお砂糖を使わずに醤油豆を作ってもらいたい一心で、今日一緒の参加となりました。

私が始めて「理のコース」を受講したのは2年前!まだマクロビオティック駆出しの頃でした。
日々料理に気をとられ、大切な理論をおろそかにしてきた私には、たま先生の講義はとっても新鮮で新たに納得する点がいっぱいでした。
また、2年経った今だから、深く理解しながら確認する様に受講できたのも良かったです。

義母は講義後、たま先生の「いかがでしたか?」の問いかけに「いかんことばっかりしている毎日です」と日々の生活を反省できた様子でした。
昼食にいただいた玄米ごはんも美味しかったようで、早速実践する勢いをみせていました。
早く私の願い「砂糖抜き醤油豆」を作ってもらいたいです。

たま先生ありがとうございました

もうひとつ・・・今日の講座で新しい仲間との出会いもありましたよ
淳ちゃん!かおりん!熊ちゃん!まりちゃん!のもえりさん!
一緒にマクロ美生活を楽しむ仲間を紹介できそうですよ~
お名前をお伺いしていなかったので失礼ですが、理のコースで私の前にお座りでした○○さ~ん
是非!私達と一緒にマクロ美生活楽しみましょうね

お申し込みありがとうございます。

2007年01月17日 21時42分56秒 | 庵主の日記
自然医食デザインでの3月の講座「一日で納得、なるほどマクロビオティック講座」のご案内に、早くも5人の方が正式にお申し込みくださいました。
ありがとうございます。
遠くは名古屋から。本当にうれしいデス。

今日、無何有庵では定例の<理(ことわり)のコース>の開催日でした。
毎月2回。かれこれ、6年ほど続けてきている座学講座です。
歯科の立場から、虫歯や歯槽膿漏などのお口の問題を二度と繰り返さないためにはじめた食事改善のためのお話は、3000人近くの方々に受講していただいたことになります。

松見歯科では、患者さま全員を対象に必須講座として受けていただいております。
受講された方とされない方では、歴然と治療の結果が違ってくるからです。

3月に開催させていただく講座は、この<理のコース>がベースになります。
マクロビオティック初心者の方から指導者の立場の方まで、幅広く食の大切さを再認識していただければ幸いです。

これから子どもを作ろうというご夫婦、出産されるお母さん、今、子育て真っ盛りのお母さん、あるいはお孫さんのいるおじいちゃん、おばあちゃん。
学校関係者、医療関係者、栄養士さん、保健婦さん、看護師さんなどなど、沢山の方に聞いてほしいお話です。

お金のかからないとっても簡単な健康法・・・。
是非、聞きに来てくださいね。

震災から早や12年。

2007年01月17日 00時24分11秒 | 庵主の日記
あの日、私は生まれてはじめての恐怖を知りました。
香川では震度4。それでもかつて経験をしたことが無い飛び上がるような揺れでした。

私は丁度その時、会社にいけない精神状態でした。
なので、来る日も来る日もテレビの前で、煙の上がる光景に釘付けになっていました。忘れもしない、心の闇を彷徨っている時の激震だったのです。

何の不満も無いエリートコースを歩んでいました。
でも、何とかしなければという社内改善の意識は、朝5時から夜中の12時、1時という勤務を選択し、総務の仕事に加え製造のラインのことにまで首を突っ込むと言う自分の力を過信した業務に負われ疲れて、自己コントロールを失った矢先のことでした。

毎日朝早くから、実家のリビングのソファーを陣取り夜中までそこに座ったままで同じ繰り返される映像を絵空事のように眺めて無感動に時間を費やしていました。

毎年、この日が来ると思いだします。
誰にも必要とされなかった私の時間を。

私がいなければこの会社はという思いは、無残にもいとも簡単に打ち砕かれました。私が居なくとも会社はつぶれることなど無いのだと思い知らされました。
震災でさえ潰せなかった。
では、私は今まで10年間何をしたきたのか。
何も残すものを生み出さなかったのだろうか。
思いっきり疲労しているのはナゼ?

自己否定の毎日に震災は起こりました。

キズはまだ、癒えているわけではありません。
ほとんど忘れていますが、必ず思い出させるこの日。

毎年、必ずやって来るこの日。

沢山の割り切れない思いと報われない命のはかなさに、心から鎮魂の祈りをささげたいです。