マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

ココロビオティックランチセミナー@世田谷

2011年06月23日 17時12分44秒 | 子育て講座 ココロビオティックセミナー
横浜から東京に。
いや~、本当に暑かったです。
真夏日となった二日間。

ひたすら汗でぐったりでした。

この汗、ちょっと食生活反省~な感じ
気をつけま~す。
でも、汗をかくとカラダが軽くなったような・・・。
運動不足なんですよね、わたし。

東京ではatelier Hachiのちほ先生が主催で
19名のご参加でした。
たくさんの方、暑い中、ありがとうございました。

今回は、「食生活と身体の退化」のお話。

良い言葉の響きではありませんが、退化病についてスライドを見て頂きながら
歯と顎と食生活の関係を知っていただけたかと思います。

環境もどんどん悪化する日本で、こどもたちを元気に育てるためには
ちゃんとした成長を促してやることが必要です。

どんなものが子どもたちのリスクになっているのかをちゃんと知らなくては
子育てが難しい時代です。

スライドはドクタープライスの研究をもとに構成していますが、
ドクタープライスは「白人がもたらした輸入食品」が民族本来の持つ骨格や歯の形成を破壊したと言っています。

白人がもたらした輸入食品とは、砂糖とパンです。

主食は穀類ですが、現代栄養学では、炭水化物とか糖質と言い表します。
ここが、間違いの元です。

炭水化物とか糖質と表現するから、穀類でもパンでも砂糖でもいいとなるのです。
どうせ、「ブドウ糖になる」という論法です。

しかし、カラダはそうだとは言いません。

穀類を摂った場合と、パンや砂糖を摂った場合では、
カラダが違うのです。
大きく変化します。

机上の学問と実際の臨床と、どちらが正しいのでしょうか?
もちろんたった一つの臨床からもの申しているのではないのです。
数々の同じ結果をもたらしている臨床です。

御覧になられた方は、理解せざる得ない!

どうぞ、未来を担う子どもたちを立派に育て上げてください。
それが、わたしたち親の務めです。

そうすれば、子どもたちは自ずと自分の道を見つけて、素晴らしい人生を送ることでしょう。

世田谷のココロビオティックランチセミナーは、7月で一旦終了です。

その次は、ちほ先生が鹿児島から上京する折になるかと思います。
次回最終回、是非、たくさんの方にお越しくださることを願っております。


























ぬか漬け講座@青葉台

2011年06月23日 16時45分23秒 | 伝統食をつくろう 庫裏(くり)のコース
火曜日は、横浜青葉台のMY Kitchenさんで、ぬか漬け講座を開催させて頂きました。

日本の伝統食は本当に簡単です。
今よりも不便な家事仕事と農作業などの女の仕事、そして家族や子どものお世話の合間に
たくさんとれた野菜を保存したり、陰陽調和をはかったり、美味しい発酵食品に加工したりする庫裏仕事。
難しくて、面倒であればできません。

作業としては簡単なんです。

あとは、作る主婦の数だけ美味しさがあるんです。

それが、勘やコツとなるだけです。

そして、我が家の味は母から子へ受け継がれていったのです。



現代は、違う意味で忙しく
どんどん家事仕事が工業化され、工場のベルトコンベアで作られるようになり
どんどん家庭の味がなくなってしまい、ゆったりとした自然が醸す味をグルタミン酸やアミノ酸という化学調味料に変え
カラダが薬漬けになるようなものに変わってしまいました。

でも、「こんなに簡単なら作れる~」って
皆が笑顔で応えてくれましたよ。

今回は、中西先生が三週間前から、無何有庵のレシピで床を作ってくださっていました。
そして、アボガド、エリンギ、おくらを漬けてくださっていました。

私も、香川から糠床持参で参りましたよ。
キュウリ、ズッキーニ、人参、そして、古漬けの大根とキャベツ。

出張続きで、冷蔵庫に入れていた糠床でしたが、前日から常温にもどして、漬けこみました。
いつもなら、朝漬けるとお昼には食べられますが、少し床が冷えていましたので前の晩につけて、保冷バッグにいれて持って行きました。

作ったばかりの床と我が家の10年を越した床の香りと味を比べて頂きました。

発酵がうまくいっていると本当にいい香りです。
みなさん、この香りと味を覚えていてくださいね。

そうして、それぞれの美味しい糠床に育ててください。

毎日、空気をふくませてやるように底から混ぜてくださいね。
どんどん、愛着がわいてきますよ。