明けましておめでとうございます。
元日の今日は、例年通り、夫の大山スキーにお付き合いです。
ここ5年くらい、私は滑ることなく、お正月早々仕事しております(^_^;)
ま、そんなことはさておき、今年は、4月に「さぬきオーガニックマルシェ」の2周年記念スペシャルイベントとして「オーガニックフェスタ四国」を開催することになりました。
3・11以降、2011年5月、9月、2012年3月と石巻、南三陸町と「東北復興ボランティアチーム・石巻ダッシュ」として活動をしました。その中で、大型バスでボランティアを募り40人以上の方を引率して行く活動に、次第に疑問(不安)を感じ始めました。なぜならば、数日であろうとまだ若い方々のイノチをお預かりすることの責任に苛まれたからです。もちろん、食材は全て厳選な物を持ち込み完全自炊の食事付きで、ルートも福島を避けるなど極力参加者の健康管理に気をつけましたが、
それ以上に、福島の原発事故のあまりにも大変な状況を知ってしまったからです。
放射能の問題に無関心でいることができなくなったからです。
また、期間限定のイベント的ボランティアという限界も感じました。
一過性のボランティアに現地の人は何を望むのだろうか?何ができるのだろうか!
被災者の方の思いとボランティアの思いのズレにココロが痛みました。
心尽くし物尽くしのボランティアという在り方、多くを失くし傷ついたココロが故の時折垣間見せるわがまま。
そのわがままを理解するには余りにもゆきずり的なイベント。
初めてのボランティアの時には全くなかった、参加者の慣れからくる不満。
裏方の私に届く声は、ボランティアに参加した充実した満足感だけではありませんでした。
「がれきの作業ばかりで、現地の人とふれあえない!」「台風で何もできなかった」
と、昨年9月に行った南三陸は惨憺たるものでした。宿舎の登米でダッシュメンバーと宿舎に単独で来ているボランティアさん、そのお世話をされているスタッフさんなど、毎食50食前後の賄いをしていた私は、毎朝4時起き12時就寝の一日中立ち仕事で、それでも「現地に行っていないたまさんには理解できんやろうけど」と言われた時は正直、ボランティアって何なんだろうか?と凹みました。
全ての段取りをとって準備して、こんなことを言われるんだと悲しくなりました。
今年の3月の田ノ浦でのボランティアでは、気が重たくあまり積極的になれずあれこれできない理由を並べていましたが、結局ダッシュのメンバーに押されてまたすることになりました。
何度も何度も回を重ねて行けず、深い交流を築けない虚しさをどのように克服したらいいのか?と模索が始まりました。
「キャンドルナイト」だったらその時限りかもしれないけれど、何か共有ができる。そして、炊き出しをすることで私も現地に行ける。
その思いで3月のボランティアは乗り越えました。
その後は、福島や東北から来た子どもやお母さん向けの講演会を引き受けるなどのボランティアで関わるようなことをしながらココロの整理に時間がかかりました。
ある東北の方の招待イベントでは、大人も子どもも、もてなしが当たり前的な態度で、悲しくなることもありました。子どもが可愛く思えないことほど辛いものはありませんでした。発する波動がいろいろな意味で傷ついているのだろうと思いましたが、そのイベントでは、子どもの名前も覚えていないような、ボランティアの主催者さんの手伝いで終わりました。
結局、昨年3月以降、東北にボランティアに行くことができず、ず~っとモヤモヤしながら一年を終えました。
ボランティアをする側もボランティアを受ける側も未熟で予想以上に大変な状況だということが大きな原因なのだろうとおもっています。
今は、東北には、もう、多くの方をお連れするのではなく、個人で行こうと思っています。
で、私にできることはなんだろうと考えた一年でした。
昨年は、そんなこともあって、脱原発の活動をしてきました。このブログではほとんど書くことはありませんでしたがfacebookを通じて、いろいろな方から学ばせていただきながら、想いを綴ってきました。
そしていろいろ考えてきましたが、この活動は続けながらも、放射能をゼロに消すことができない現実に向き合いながら、放射能の影響を少しでも軽減できるような免疫力や抵抗力のある体づくりを「食」の面から提唱することこそ、マクロビオティックを学び実践してきた経験をもとに私にできることではないかと強く思うようになりました。カタカムナに出会うことができたのも潜象の物理を見つめるきっかけとなり、学びを深めながら、お役に立てるようになりたいと思っております。
また、松見歯科の臨床でも色々な経験をさせていただいております。
食と身体とココロと精神の関係も、するすると紐解くように見えてきました。
マクロビオティックの教えに驚くほどリンクし当てはまります。
現代は本当に多くの病気が蔓延するようになりました。
もう「食」だけでは解決できないくらいになってきたのかもしれません。
私たちは「環境」も食べているからです。
しかし、何代かをたどって行けば、何処かに問題は潜んでいる、そう思います。
そして、唯一コントロールできるのは、「物質的食べ物」であるいわば食品で、私たち人間は何をどう食べるのかという「生き方」によって作られた身体を持って生きているのです。
大きな病気を抱えていても、「食」をおろそかにせず日々の暮らしを整えていけば、完治する方、軽減する方、それ以上悪化させないなど、ミラクルが次々と起きます。
でも、現代栄養学や、現代医学を当たり前に盲信したり信望したりいている中では、残念ながらセオリー通りの結となることが多いです。
栄養学や医学に足りないものは「宇宙の法則」です。
現代の教育は現代科学の域を脱することなく、片目で物事を見ているような状態です。
根拠を持ってお話できることや、わたしのインスピレーションの中での話しに留まるものになるとは思いますが、マクロビオティックと、松見歯科の臨床などを元に、今年は、いろいろ書き綴ることができればと思っております。
このブログを通して、多くの方と考えるきっかけになればと思いますのでよろしくお願いいたします。
4月のイベントは、食と環をテーマに子どもたちの未来を考えて行きたいと思います。
特別ゲストが素晴らしいです。
京都大学原子力実験所の小出裕章先生を始め、環境問題に精通した田中優さん、フリージャーナリストでIWJ主宰の岩上安身さん、曳地オーガニックサービスを主宰され、「原発をやめる100の理由」の日本語版の制作委員のメンバーでもある曳地ハルさん、トシさん。さらには、写真集「100人の母たち」を出版されたフォトグラファーの亀山ののこさん、などなど、たくさんの方が関わってくださいます。
東北への直接的なボランティアというスタイルではありませんが、常に東北を想い、私にできる活動をしてまいりたいと思います。
折々で、みなさんのお力をお借りしたり、教えをいただいたりしなくてはいけませんが、どうぞ、よろしくご指導をいただきますようにお願いを申し上げます。
一年の計は元旦にありと申します。
私の目標として、年頭に書かせていただきました。
元日の今日は、例年通り、夫の大山スキーにお付き合いです。
ここ5年くらい、私は滑ることなく、お正月早々仕事しております(^_^;)
ま、そんなことはさておき、今年は、4月に「さぬきオーガニックマルシェ」の2周年記念スペシャルイベントとして「オーガニックフェスタ四国」を開催することになりました。
3・11以降、2011年5月、9月、2012年3月と石巻、南三陸町と「東北復興ボランティアチーム・石巻ダッシュ」として活動をしました。その中で、大型バスでボランティアを募り40人以上の方を引率して行く活動に、次第に疑問(不安)を感じ始めました。なぜならば、数日であろうとまだ若い方々のイノチをお預かりすることの責任に苛まれたからです。もちろん、食材は全て厳選な物を持ち込み完全自炊の食事付きで、ルートも福島を避けるなど極力参加者の健康管理に気をつけましたが、
それ以上に、福島の原発事故のあまりにも大変な状況を知ってしまったからです。
放射能の問題に無関心でいることができなくなったからです。
また、期間限定のイベント的ボランティアという限界も感じました。
一過性のボランティアに現地の人は何を望むのだろうか?何ができるのだろうか!
被災者の方の思いとボランティアの思いのズレにココロが痛みました。
心尽くし物尽くしのボランティアという在り方、多くを失くし傷ついたココロが故の時折垣間見せるわがまま。
そのわがままを理解するには余りにもゆきずり的なイベント。
初めてのボランティアの時には全くなかった、参加者の慣れからくる不満。
裏方の私に届く声は、ボランティアに参加した充実した満足感だけではありませんでした。
「がれきの作業ばかりで、現地の人とふれあえない!」「台風で何もできなかった」
と、昨年9月に行った南三陸は惨憺たるものでした。宿舎の登米でダッシュメンバーと宿舎に単独で来ているボランティアさん、そのお世話をされているスタッフさんなど、毎食50食前後の賄いをしていた私は、毎朝4時起き12時就寝の一日中立ち仕事で、それでも「現地に行っていないたまさんには理解できんやろうけど」と言われた時は正直、ボランティアって何なんだろうか?と凹みました。
全ての段取りをとって準備して、こんなことを言われるんだと悲しくなりました。
今年の3月の田ノ浦でのボランティアでは、気が重たくあまり積極的になれずあれこれできない理由を並べていましたが、結局ダッシュのメンバーに押されてまたすることになりました。
何度も何度も回を重ねて行けず、深い交流を築けない虚しさをどのように克服したらいいのか?と模索が始まりました。
「キャンドルナイト」だったらその時限りかもしれないけれど、何か共有ができる。そして、炊き出しをすることで私も現地に行ける。
その思いで3月のボランティアは乗り越えました。
その後は、福島や東北から来た子どもやお母さん向けの講演会を引き受けるなどのボランティアで関わるようなことをしながらココロの整理に時間がかかりました。
ある東北の方の招待イベントでは、大人も子どもも、もてなしが当たり前的な態度で、悲しくなることもありました。子どもが可愛く思えないことほど辛いものはありませんでした。発する波動がいろいろな意味で傷ついているのだろうと思いましたが、そのイベントでは、子どもの名前も覚えていないような、ボランティアの主催者さんの手伝いで終わりました。
結局、昨年3月以降、東北にボランティアに行くことができず、ず~っとモヤモヤしながら一年を終えました。
ボランティアをする側もボランティアを受ける側も未熟で予想以上に大変な状況だということが大きな原因なのだろうとおもっています。
今は、東北には、もう、多くの方をお連れするのではなく、個人で行こうと思っています。
で、私にできることはなんだろうと考えた一年でした。
昨年は、そんなこともあって、脱原発の活動をしてきました。このブログではほとんど書くことはありませんでしたがfacebookを通じて、いろいろな方から学ばせていただきながら、想いを綴ってきました。
そしていろいろ考えてきましたが、この活動は続けながらも、放射能をゼロに消すことができない現実に向き合いながら、放射能の影響を少しでも軽減できるような免疫力や抵抗力のある体づくりを「食」の面から提唱することこそ、マクロビオティックを学び実践してきた経験をもとに私にできることではないかと強く思うようになりました。カタカムナに出会うことができたのも潜象の物理を見つめるきっかけとなり、学びを深めながら、お役に立てるようになりたいと思っております。
また、松見歯科の臨床でも色々な経験をさせていただいております。
食と身体とココロと精神の関係も、するすると紐解くように見えてきました。
マクロビオティックの教えに驚くほどリンクし当てはまります。
現代は本当に多くの病気が蔓延するようになりました。
もう「食」だけでは解決できないくらいになってきたのかもしれません。
私たちは「環境」も食べているからです。
しかし、何代かをたどって行けば、何処かに問題は潜んでいる、そう思います。
そして、唯一コントロールできるのは、「物質的食べ物」であるいわば食品で、私たち人間は何をどう食べるのかという「生き方」によって作られた身体を持って生きているのです。
大きな病気を抱えていても、「食」をおろそかにせず日々の暮らしを整えていけば、完治する方、軽減する方、それ以上悪化させないなど、ミラクルが次々と起きます。
でも、現代栄養学や、現代医学を当たり前に盲信したり信望したりいている中では、残念ながらセオリー通りの結となることが多いです。
栄養学や医学に足りないものは「宇宙の法則」です。
現代の教育は現代科学の域を脱することなく、片目で物事を見ているような状態です。
根拠を持ってお話できることや、わたしのインスピレーションの中での話しに留まるものになるとは思いますが、マクロビオティックと、松見歯科の臨床などを元に、今年は、いろいろ書き綴ることができればと思っております。
このブログを通して、多くの方と考えるきっかけになればと思いますのでよろしくお願いいたします。
4月のイベントは、食と環をテーマに子どもたちの未来を考えて行きたいと思います。
特別ゲストが素晴らしいです。
京都大学原子力実験所の小出裕章先生を始め、環境問題に精通した田中優さん、フリージャーナリストでIWJ主宰の岩上安身さん、曳地オーガニックサービスを主宰され、「原発をやめる100の理由」の日本語版の制作委員のメンバーでもある曳地ハルさん、トシさん。さらには、写真集「100人の母たち」を出版されたフォトグラファーの亀山ののこさん、などなど、たくさんの方が関わってくださいます。
東北への直接的なボランティアというスタイルではありませんが、常に東北を想い、私にできる活動をしてまいりたいと思います。
折々で、みなさんのお力をお借りしたり、教えをいただいたりしなくてはいけませんが、どうぞ、よろしくご指導をいただきますようにお願いを申し上げます。
一年の計は元旦にありと申します。
私の目標として、年頭に書かせていただきました。