マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

いただきますの法則《イノチについて》

2013年01月05日 12時12分13秒 | いただきますの法則
このブログでも徒然に書き綴ってきた食のお話を、あらためてまとめてみようと思います。

2009年から関東、関西、九州、岡山、四国で続けてきた子育て講座「ココロビオティックセミナー」も、2011・3・11以降、その年の7月で一旦お休みをさせていただいておりましたが、昨年12月から松見歯科主催のセミナーとして〈-1歳からの子育て講座「ママクラブ」〉として再開することにいたしました。DVDにまとめる予定ですが、コラムとして書けることを「いただきますの法則」として綴っていきたいと思います。
インスピレーションコラムとしてお読みいただければと思います。


この地球は今から46億年前に誕生したと言われます。
そして、38億年前に素敵な奇跡が起きました。生命の誕生です。
科学的には、いろいろな物質が化学反応を起こした結果なのだそうですが、偶然に見える生命の誕生は、百億年も続いてきた宇宙の法則に則った上の必然であり、いずれ植物と動物に進化する陰と陽の互いに反発し合いながらも相補の関係にあるイノチの出現でした。
宇宙の一部であるこの地球上に条件が整い、その地球の一部として、生命は産まれたのです。あたかも別個の生き物に見える地球の分身は実は一つのものから生まれた二つの性質というだけで、生命という唯一つのものなのだと理解しないといけないのです。
何もないところからビッグバンは起こり、たった一つの宇宙が広がり続けて、あたかも無数で無限のものが存在しているように見えているのですが、実はただ一つという一元論の世界観を持って初めて生命の在り方が理解できると確信するのです。
つまり生命は植物であれ動物であれ地球の一部であり、水星や金星なと同じ太陽の分身であり、そして、宇宙の一部なのです。イノチは宇宙なのです。
宇宙の法則に従ってイノチが育まれなくてはならない由縁なのです。