11月に入りましたね。
無何有庵も、火鉢に続き囲炉裏にも火を入れました。
昨日は、無何有庵のマクロビオティック料理教室の基礎のクラスである<飯のコース>の卒業式でした。半年間の学びをお料理に託して、卒業制作の発表をしていただきました。
11時から、続々と20期生のメンバーが集まって、お料理の最終の仕上げや盛り付け、準備を始めました。
今回、卒業制作に参加できたのは8名。
出席の回数によっては、来期の卒業で制作発表される方もいらっしゃいます。
また、来期も再受講される方もいらして、それぞれの学びのペースを大切にしていただいております。
今期も、素晴らしいお料理が揃いました!
Nさんは飯のコースを19期に引き続き再受講。卒業制作も2回目のチャレンジでした。
メインは黒豆と小豆の玄米ご飯。蓮根チップスやパプリカ、枝豆で、とっても素敵に演出されました。
また、基本食のひじき蓮根と里芋を合わせて、玄米フレークの衣でコロッケを作り、あんかけにされました。とっても美味しい、スペシャルなお味でした。盛り付けもきれいに仕上がりました。
Tさんは、東京から香川にお嫁入りされたばかりのフレッシュ奥様。宇多津のくぼさんのおあげさんを使って飾り稲荷寿司に挑戦。何度もお家で試作をされて、ご主人にも召し上がってもらったのだそうです。その甲斐あって、美味しいお寿司に仕上がりました。このためにハートと星の抜き型も買われたそうです。揚げもの料理の経験があまりなかったとうことで、飯のコースでは揚げ物担当で、腕を上げられました。かぼちゃのかき揚げは自信作です。かぼちゃの中身は和風のスイーツになりました。可愛いイメージはTさんのイメージにぴったりです。
今回のご参加で一番若いTさんは、facebookでもよくおばあちゃんとの素敵なデートのお話を書かれているくらい、おばあちゃん、おじいちゃんを大切にされている方で、今回のテーマも、食が細くなっていかれている「おばあちゃん、おじいちゃんが好きなもの」ををテーマに作られました。しぐれ味噌は、実習のときにお持ち帰りした時、食欲のなかったおばあちゃんがご飯とともにとてもよく食べてくれたことがうれしくて、また食べてもらおうと作られて、五平餅に仕上げました。お萩は、おばあちゃんが甘いものが大好きなので身体に優しいものをと考えたそうです。孫娘の愛がいっぱい詰まったお料理は優しいお味で、とても美味しかったです。
ヨガのインストラクターをされているMさんは、お忙しい中、飯のコース皆勤賞で修了されました。
卒業制作のテーマは「ご主人のために」ということで、愛情にあふれたお料理でした。
手間のかかる飛龍頭に基本食のひじき蓮根を和えて、あんかけにされました。マクロビオティックになじみのないご主人が、おいしいと食べてくれたひと品だそうで、日々の暮らしで、手間暇をかけてご主人の為にお料理をされている姿に、とてもうれしく思いました。甘いものが大好きなご主人の身体を考えて、小豆かぼちゃをアレンジして、優しいかぼちゃのプリンを作られました。豆腐クリームもふんわり美味しく、ご主人の笑顔が思い浮かぶような美味しさでした。
徳島の神山から通われたKさん。保存食として、茶山椒と昆布と干しシイタケの佃煮、紫玉ねぎのマリネを作られました。季節の彩りを盛り付けに生かして、滋味あふれるお料理に仕上げました。
派手なお料理よりも力が試されるシンプルなお料理ですが、これこそ家庭料理の基本です。ごはんがおかわりしたくなる、そんなお料理上手になれそうですね。日本のお母さんの味を大切にされているのがとても感じられる作品でした。
もうすぐ、ご主人のご両親と同居を始めることになったTさん。親やご主人を想う心、生活を共にする不安、いろいろな想いをこめて作られた玄米お萩です。
ゴマ、麻の実、玄米、黒米、かぼちゃ、お芋、小豆が、それぞれ4層に組み合わされた二品です。
玄米ご飯の柔らかさ、甘み、素材の選択、すべてにお舅さん、お姑さんが喜ばれるだろうと思う仕上がりでした。一緒に暮らす不安の中で、お姑さんと食べ物の好みが一緒なんですと、感慨深げにお話された横顔がとても印象的でした。きっと、幸せな家族になれるような気がいたしました。
無何有庵の飯のコースを受講していただいて、ご自身の立ち位置が定まられたとおっしゃってくださったMさん。とてもうれしいお言葉をいただけて、講師陣ともに有難いことでした。
皆さんの数々のお料理の中でどなたもが一番に手を伸ばしたのがMさんの蓮根湯でした。蓮根の持つ栄養と効能をいかに引き出すかがポイントの食養お手当に使う蓮根湯、おいしく頂きました。そして、小豆かぼちゃもお手当に欠かせない食養料理。「自分へのご褒美に」というテーマで作られたのですが、この半年間、とてもがんばられたことが垣間見られるメニュー構成でした。玄米五平餅もとても上手に作られて、紫玉ねぎのマリネは盛り付けのアクセントとして際立っていました。庭木の葉や実をさりげなくあしらいに使うところがセンスの良さが出ていました。
皆さんの作られたお料理を一つずつ試食用に取り分けていただきました。豪華な飯のコースのフルコース!美味しくいただきましたよ。
そして、今期の卒業証書は3名の方に。
全過程を修了されたかただけに贈らせていただいています。
そして、第20期生の卒業制作最優秀賞を獲得したのはこの方。
飯のコースを2回受講なさっただけあって、素晴らしいお料理を作って頂きました。ありがとうございます。
アサ先生からは、こんなプレゼントが皆さんに手渡されました。
てまひま惜しまないでにゃ~ん。
そして、卒業生のおひとりのこの方が、21期生を支えるアシスタントとしてがんばってくださいます。門井奈美さんです。よろしくね!
20期生の皆さん、半年間、本当にお疲れさまでした。
羹のコースにステップアップされる方、補講を受けられる方、これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。
卒業制作、とても美味しく頂きました。ご馳走様でした。
さて、番外編ですが、延び延びになってしまっていた生姜シップのお手当、いたしました。
70度から80度のしょうが湯にタオルを浸してぎゅっと絞り、手を真っ赤にしながらのお手当「生姜シップ」は、血行をよくして、血液を患部に集めて治癒を促進するもので、生姜の成分が身体を温めてとても気持ちがいいお手当です。あっちっちなこのお手当、お手当をする方の想いもきっと伝わるんですよね。
2年間アシスタントを勤めてくれた小山郁子ちゃんにも、感謝をこめてお手当いたしました。
お疲れさまでした。そして、ありがとう~。
これからもよろしくね。
無何有庵も、火鉢に続き囲炉裏にも火を入れました。
昨日は、無何有庵のマクロビオティック料理教室の基礎のクラスである<飯のコース>の卒業式でした。半年間の学びをお料理に託して、卒業制作の発表をしていただきました。
11時から、続々と20期生のメンバーが集まって、お料理の最終の仕上げや盛り付け、準備を始めました。
今回、卒業制作に参加できたのは8名。
出席の回数によっては、来期の卒業で制作発表される方もいらっしゃいます。
また、来期も再受講される方もいらして、それぞれの学びのペースを大切にしていただいております。
今期も、素晴らしいお料理が揃いました!
Nさんは飯のコースを19期に引き続き再受講。卒業制作も2回目のチャレンジでした。
メインは黒豆と小豆の玄米ご飯。蓮根チップスやパプリカ、枝豆で、とっても素敵に演出されました。
また、基本食のひじき蓮根と里芋を合わせて、玄米フレークの衣でコロッケを作り、あんかけにされました。とっても美味しい、スペシャルなお味でした。盛り付けもきれいに仕上がりました。
Tさんは、東京から香川にお嫁入りされたばかりのフレッシュ奥様。宇多津のくぼさんのおあげさんを使って飾り稲荷寿司に挑戦。何度もお家で試作をされて、ご主人にも召し上がってもらったのだそうです。その甲斐あって、美味しいお寿司に仕上がりました。このためにハートと星の抜き型も買われたそうです。揚げもの料理の経験があまりなかったとうことで、飯のコースでは揚げ物担当で、腕を上げられました。かぼちゃのかき揚げは自信作です。かぼちゃの中身は和風のスイーツになりました。可愛いイメージはTさんのイメージにぴったりです。
今回のご参加で一番若いTさんは、facebookでもよくおばあちゃんとの素敵なデートのお話を書かれているくらい、おばあちゃん、おじいちゃんを大切にされている方で、今回のテーマも、食が細くなっていかれている「おばあちゃん、おじいちゃんが好きなもの」ををテーマに作られました。しぐれ味噌は、実習のときにお持ち帰りした時、食欲のなかったおばあちゃんがご飯とともにとてもよく食べてくれたことがうれしくて、また食べてもらおうと作られて、五平餅に仕上げました。お萩は、おばあちゃんが甘いものが大好きなので身体に優しいものをと考えたそうです。孫娘の愛がいっぱい詰まったお料理は優しいお味で、とても美味しかったです。
ヨガのインストラクターをされているMさんは、お忙しい中、飯のコース皆勤賞で修了されました。
卒業制作のテーマは「ご主人のために」ということで、愛情にあふれたお料理でした。
手間のかかる飛龍頭に基本食のひじき蓮根を和えて、あんかけにされました。マクロビオティックになじみのないご主人が、おいしいと食べてくれたひと品だそうで、日々の暮らしで、手間暇をかけてご主人の為にお料理をされている姿に、とてもうれしく思いました。甘いものが大好きなご主人の身体を考えて、小豆かぼちゃをアレンジして、優しいかぼちゃのプリンを作られました。豆腐クリームもふんわり美味しく、ご主人の笑顔が思い浮かぶような美味しさでした。
徳島の神山から通われたKさん。保存食として、茶山椒と昆布と干しシイタケの佃煮、紫玉ねぎのマリネを作られました。季節の彩りを盛り付けに生かして、滋味あふれるお料理に仕上げました。
派手なお料理よりも力が試されるシンプルなお料理ですが、これこそ家庭料理の基本です。ごはんがおかわりしたくなる、そんなお料理上手になれそうですね。日本のお母さんの味を大切にされているのがとても感じられる作品でした。
もうすぐ、ご主人のご両親と同居を始めることになったTさん。親やご主人を想う心、生活を共にする不安、いろいろな想いをこめて作られた玄米お萩です。
ゴマ、麻の実、玄米、黒米、かぼちゃ、お芋、小豆が、それぞれ4層に組み合わされた二品です。
玄米ご飯の柔らかさ、甘み、素材の選択、すべてにお舅さん、お姑さんが喜ばれるだろうと思う仕上がりでした。一緒に暮らす不安の中で、お姑さんと食べ物の好みが一緒なんですと、感慨深げにお話された横顔がとても印象的でした。きっと、幸せな家族になれるような気がいたしました。
無何有庵の飯のコースを受講していただいて、ご自身の立ち位置が定まられたとおっしゃってくださったMさん。とてもうれしいお言葉をいただけて、講師陣ともに有難いことでした。
皆さんの数々のお料理の中でどなたもが一番に手を伸ばしたのがMさんの蓮根湯でした。蓮根の持つ栄養と効能をいかに引き出すかがポイントの食養お手当に使う蓮根湯、おいしく頂きました。そして、小豆かぼちゃもお手当に欠かせない食養料理。「自分へのご褒美に」というテーマで作られたのですが、この半年間、とてもがんばられたことが垣間見られるメニュー構成でした。玄米五平餅もとても上手に作られて、紫玉ねぎのマリネは盛り付けのアクセントとして際立っていました。庭木の葉や実をさりげなくあしらいに使うところがセンスの良さが出ていました。
皆さんの作られたお料理を一つずつ試食用に取り分けていただきました。豪華な飯のコースのフルコース!美味しくいただきましたよ。
そして、今期の卒業証書は3名の方に。
全過程を修了されたかただけに贈らせていただいています。
そして、第20期生の卒業制作最優秀賞を獲得したのはこの方。
飯のコースを2回受講なさっただけあって、素晴らしいお料理を作って頂きました。ありがとうございます。
アサ先生からは、こんなプレゼントが皆さんに手渡されました。
てまひま惜しまないでにゃ~ん。
そして、卒業生のおひとりのこの方が、21期生を支えるアシスタントとしてがんばってくださいます。門井奈美さんです。よろしくね!
20期生の皆さん、半年間、本当にお疲れさまでした。
羹のコースにステップアップされる方、補講を受けられる方、これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。
卒業制作、とても美味しく頂きました。ご馳走様でした。
さて、番外編ですが、延び延びになってしまっていた生姜シップのお手当、いたしました。
70度から80度のしょうが湯にタオルを浸してぎゅっと絞り、手を真っ赤にしながらのお手当「生姜シップ」は、血行をよくして、血液を患部に集めて治癒を促進するもので、生姜の成分が身体を温めてとても気持ちがいいお手当です。あっちっちなこのお手当、お手当をする方の想いもきっと伝わるんですよね。
2年間アシスタントを勤めてくれた小山郁子ちゃんにも、感謝をこめてお手当いたしました。
お疲れさまでした。そして、ありがとう~。
これからもよろしくね。