マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

無何有庵 講師研究会を始めます。

2012年06月23日 17時57分43秒 | 基のコース(マスター講師認定講座)



料理教室を始めて、かれこれ13年になりますが、
お陰さまで、卒業生もいろいろなステージで活躍され、
最近では、香川はマクロビオティックのお店とか多いですよねって
言ってくださる方もいらっしゃいます。
日本一長いアーケードと言われる高松の中心の商店街も都市開発で素敵に生まれ変わって
オーガニック系のお店もどんどん増えています。
料理教室も、各地で開催されて
マクロビ人口も少しずつ増えてきているのを実感いたします。

今、無何有庵の教室では、今年から講師を目指して修行中のアシスタントの郁ちゃんと
ABCや、クオカ、自宅教室でも講師をしてきた講師歴も長い中原先生に料理指導をお願いしています。
中原先生は、無何有庵でアシスタント時代から入れると丸3年になります。
飯のコースは都合6回をアシストしてくれたことになります。

そんな新人、ベテランのお二人と、
勉強会を始めます。

もう一度、基本食からじっくりと学び直し
何を、どう伝えたいのか、伝えなくてはいけないのか。
ちゃんと伝わっているのか、実践できているのかどうか、指導のノウハウやポイントをしっかり押さえ、
それぞれの個性を生かして、いかに情熱を持ってアプローチするのかを見出して行きたいと思います。

まずは、飯のコースの料理とお手当のカリキュラムのリニューアル。
そこから始めたいと思います。
どうして、この献立なのか、その理解から・・・。

7月からスタートする18期についても一部変更をするかもしれません。

研修を兼ねての研究会。
ある程度方向性が決まりましたら、卒業生にも開放しようと思っております。

教えることは本当に難しいです。
こちらが解っていなければ当然伝わらない。
こちらが解っていても、なかなか伝わらない。
伝えたつもりでも伝わっていない。
生徒さんの数だけ教え方があるのだと思います。

そんなことを省みながら、講師陣のパワーアップをはかります。

今朝書いた昨日の卒業制作のおまけの話。

教室が終わった後、ちょうど治療に来ていた卒業生の方が無何有庵に来られていて、
アシスタントの郁ちゃんが、その子どもさんに卒業制作で余ったケーキを上げようとしたら、
え、飯のコースでスイーツなんてありえん、何があったんですか?と間髪いれずに言われました。

あ~、よかった。
飯のコースの意味をちゃんと伝えることができていると、安堵いたしました。
これが、飯のコースを受講した卒業生の本来の姿です。
もちろん、お菓子がダメというわけではありません。
飯のコースならではのおやつがあるということです。
そして、それをしっかりと刻み込んで実践して、その後に羹のコースのようなおもてなし料理があるのです。おもてなし料理は毎日の普段着のお料理ではないのです。
その使い分けをしっかりできる講師陣を育て、マクロビオティックを学びに来て下さる受講生のみなさんに種をまいていきたいと思います。

私を含めて、講師陣の手綱をしっかり締めていきますね。
お二人には、よろしくお願いしたいと思います。

























































































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