この半年、スタッフの出産・育児休暇、結婚退職、と続きましたので、皆さまには新人スタッフで何かとご迷惑をおかけしてまいりました。
新人たちはそれなりに頑張ってはくれましたが、やはり、なかなか思うようにはいかず、
スタッフの力が、本当に大切だということを感じた半年でもあります。
また、仕事の適正、向き不向き、資質も大きいことを感じました。
それぞれの仕事への思いや、考え方もよく見えました。
その間、新人たちのたび重なる失敗や不手際にやきもきしながら、マンパワーの低下に嘆きもしました。
人を育てるということは大切なことですが、限度もあることを思い知らされました。
患者さまからのクレームも次第に増加し、最終的な決断としては、6月、7月と段階的ですが、スタッフの入れ替えということにいたしました。当然それに伴い、新たに新人スタッフ西尾が仲間入りすることにはなりましたが、現段階では、私と女房のたまの思いをしっかりと受け止め一丸となって取り組む気合いのある人材と期待しております。
幸いにも、休暇中だったうちのトップ歯科衛生士の今川さえも、子どもを連れての復帰を始めました。さらに、今川のいない期間を出向という形で守ってくれた立本歯科さんのトップ歯科衛生士の筒井千佳が、ご縁を頂いて正式に当院スタッフとしてこの21日から勤務することになりました。
やはり、ベテランスタッフたちの復帰には、力をもらいます。
日本をとりまく環境では、3月の震災、津波、原発事故と大きな問題をつきつけられて、
まさに人間力を試されています。
その環境下で、私たちは自分の働きの一部を分かち合いたいと思い、また、現地の方々はいつまでも施しを受けるのではなく自らが働き、社会に貢献したいと願っていると聞きます。
働くということは、人との関わりそのもので、
決して生活の糧という意味ではないのだと感じます。
私の周りには、秋山陣君のように住まいを自らが廃材ビルドし、食料もできるだけ自給自足。年間に100万もあれば誰よりも豊かに暮らすことができるという、暮らしの達人がいます。
そしてその生き方が、私たちに大きな希望や勇気を与えてくれています。
子どもたちのしあわせな未来を見据えた彼らの、社会への提案です。
お金を得るために働くというスタイルはもう古いのではないかと思います。
人との関わりの中で、誰かの役に立ち、誰かを楽にし、誰かを元気にし、誰かに喜ばれて初めて働いたということではないでしょうか?
そこに、労いと礼讃をかたちにして贈られるのが、報酬のはずです。
まさに「お礼(おれい)」は「お札(おさつ)」なわけです。
ありがとうという言葉がいただけないのでは、働いたといえないのかもしれません。
ことにわれわれ医療に従事する者は、ナイチンゲールの心を持ち、マザーテレサのように身を捧げなくてはいけません。
われはここに集いたる人々の前に厳かに神に誓わんーーー
わが生涯を清く過ごし、わが任務を忠実に尽くさんことを。
われはすべて毒あるもの、害あるものを絶ち、
悪しき薬を用いることなく、また知りつつこれをすすめざるべし。
われはわが力の限りわが任務の標準を高くせんことを努むべし。
わが任務にあたりて、取り扱える人々の私事のすべて、
わが知り得たる一家の内事のすべて、われは人に洩らさざるべし。
われは心より医師を助け、わが手に託されたる人々の幸のために身を捧げん。
このナイチンゲール誓詞は、看護師や歯科衛生士が戴帽式の時に全員で唱和する心得です。
看護師や歯科衛生士に限らず医療従事者は全員が持っていたいものです。
当院のスタッフにおいても、全てのメンバーが患者さまの幸せのために身を捧げる気持ちを持ち、
それぞれの任務を尽くし働きたいと考えています。
また、そうあるスタッフでなくてはいけないと思っています。
常に最高のスタッフで患者さまをお迎えできるように
スタッフとしての条件のハードルは高くしておきたいと切実に思います。
まだまだ、スタッフの入れ替えがあるかもしれませんが、
皆さんに喜んでいただけるようなスタッフに育ててまいりますので、
今後ともよろしくお願い申し上げます。
受付の加藤は20日付けで退職となります。
心根の優しい男でしたが、ご縁というものははかり知れないこともあるようです。
皆さんとは、あと二日お会いできます。
彼なりに頑張ってくれました。
どうぞ、労ってやってください。
<松見歯科診療所新スタッフ構成>
歯科医師 松見哲雄
歯科衛生士 今川さえ
筒井千佳
歯科技工士 大住隆之
歯科助手 松見卓志
歯科助手見習 宮本香織
メディカルコンシェルジュ
西尾和久
トリートメントコーディネーター
食養指導・カウンセラー
松見千奈美
マクロビオティkック料理講師
中原亜智
管理栄養士・食養指導
谷口江利香
新人たちはそれなりに頑張ってはくれましたが、やはり、なかなか思うようにはいかず、
スタッフの力が、本当に大切だということを感じた半年でもあります。
また、仕事の適正、向き不向き、資質も大きいことを感じました。
それぞれの仕事への思いや、考え方もよく見えました。
その間、新人たちのたび重なる失敗や不手際にやきもきしながら、マンパワーの低下に嘆きもしました。
人を育てるということは大切なことですが、限度もあることを思い知らされました。
患者さまからのクレームも次第に増加し、最終的な決断としては、6月、7月と段階的ですが、スタッフの入れ替えということにいたしました。当然それに伴い、新たに新人スタッフ西尾が仲間入りすることにはなりましたが、現段階では、私と女房のたまの思いをしっかりと受け止め一丸となって取り組む気合いのある人材と期待しております。
幸いにも、休暇中だったうちのトップ歯科衛生士の今川さえも、子どもを連れての復帰を始めました。さらに、今川のいない期間を出向という形で守ってくれた立本歯科さんのトップ歯科衛生士の筒井千佳が、ご縁を頂いて正式に当院スタッフとしてこの21日から勤務することになりました。
やはり、ベテランスタッフたちの復帰には、力をもらいます。
日本をとりまく環境では、3月の震災、津波、原発事故と大きな問題をつきつけられて、
まさに人間力を試されています。
その環境下で、私たちは自分の働きの一部を分かち合いたいと思い、また、現地の方々はいつまでも施しを受けるのではなく自らが働き、社会に貢献したいと願っていると聞きます。
働くということは、人との関わりそのもので、
決して生活の糧という意味ではないのだと感じます。
私の周りには、秋山陣君のように住まいを自らが廃材ビルドし、食料もできるだけ自給自足。年間に100万もあれば誰よりも豊かに暮らすことができるという、暮らしの達人がいます。
そしてその生き方が、私たちに大きな希望や勇気を与えてくれています。
子どもたちのしあわせな未来を見据えた彼らの、社会への提案です。
お金を得るために働くというスタイルはもう古いのではないかと思います。
人との関わりの中で、誰かの役に立ち、誰かを楽にし、誰かを元気にし、誰かに喜ばれて初めて働いたということではないでしょうか?
そこに、労いと礼讃をかたちにして贈られるのが、報酬のはずです。
まさに「お礼(おれい)」は「お札(おさつ)」なわけです。
ありがとうという言葉がいただけないのでは、働いたといえないのかもしれません。
ことにわれわれ医療に従事する者は、ナイチンゲールの心を持ち、マザーテレサのように身を捧げなくてはいけません。
われはここに集いたる人々の前に厳かに神に誓わんーーー
わが生涯を清く過ごし、わが任務を忠実に尽くさんことを。
われはすべて毒あるもの、害あるものを絶ち、
悪しき薬を用いることなく、また知りつつこれをすすめざるべし。
われはわが力の限りわが任務の標準を高くせんことを努むべし。
わが任務にあたりて、取り扱える人々の私事のすべて、
わが知り得たる一家の内事のすべて、われは人に洩らさざるべし。
われは心より医師を助け、わが手に託されたる人々の幸のために身を捧げん。
このナイチンゲール誓詞は、看護師や歯科衛生士が戴帽式の時に全員で唱和する心得です。
看護師や歯科衛生士に限らず医療従事者は全員が持っていたいものです。
当院のスタッフにおいても、全てのメンバーが患者さまの幸せのために身を捧げる気持ちを持ち、
それぞれの任務を尽くし働きたいと考えています。
また、そうあるスタッフでなくてはいけないと思っています。
常に最高のスタッフで患者さまをお迎えできるように
スタッフとしての条件のハードルは高くしておきたいと切実に思います。
まだまだ、スタッフの入れ替えがあるかもしれませんが、
皆さんに喜んでいただけるようなスタッフに育ててまいりますので、
今後ともよろしくお願い申し上げます。
受付の加藤は20日付けで退職となります。
心根の優しい男でしたが、ご縁というものははかり知れないこともあるようです。
皆さんとは、あと二日お会いできます。
彼なりに頑張ってくれました。
どうぞ、労ってやってください。
<松見歯科診療所新スタッフ構成>
歯科医師 松見哲雄
歯科衛生士 今川さえ
筒井千佳
歯科技工士 大住隆之
歯科助手 松見卓志
歯科助手見習 宮本香織
メディカルコンシェルジュ
西尾和久
トリートメントコーディネーター
食養指導・カウンセラー
松見千奈美
マクロビオティkック料理講師
中原亜智
管理栄養士・食養指導
谷口江利香