マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

マクロビオティック料理教室 飯のコース(基礎)第5回

2010年01月15日 17時47分28秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
今日は、無何有庵秋冬の定期講座、飯のコースを開催いたしました。

10名のご参加と、先輩アシスタントが3名。無何有庵のキッチンには大人数ではありましたが、楽しく開催することが出来ました。

今日は、思い切ってアシスタントの面々に講師役をお願いしての開催でした。
皆さん、先輩達のご指導はいかがでしたか?

今日のメニューは、



こんな感じです。

お正月松の内。小正月(こしょうがつ)でもあります。本来、小正月は、正月の望の日(満月の日、旧暦一月十五日)のことですが、現在は新暦1月15日に行うところもおおくなりました。
女性はお正月も親戚や年賀の挨拶客の接待で、正月も休めないということから、年賀行事が一段落した小正月の時期に一息つくことから、別名女正月とも呼ばれていますので、女14人、ちょっぴりお正月っぽい演出もいたしました。



ひじき蓮根の玄米混ぜご飯



飛龍頭と玄米アラレ



蓮根の棒煮



時雨味噌

時雨味噌は、次のステップ「鉄火味噌」を作るときのウオーミングアップです。
みじん切り、がんばりました。




今日は、座学では形(型)についてお話をいたしました。
日本人は茶道や華道、柔道、剣道など「道」とつく伝統的な鍛錬の文化を持っていますが
それらの根底にあるのは、「形」です。

所作、姿勢など「形」をとることで、「氣」を通し、美しさや強さ、優しさなどを身につける鍛錬をしてきたのです。

その、基本的なものが、正座、箸を持つなどの、命ともかかわりの深い日常的な所作に、最も合理的に、効率的に現されています。

正座を正しくするだけで氣が通り、外力に屈することのないチカラを持つことが出来ます。
箸を持つだけで、持っていないときよりもチカラが出てくるのです。

そんなことをロールプレイを通して皆さんに実感していただきました。

「氣」というものと、日常の「形」には重要な意味があることをお伝えできたでしょうか?



今年も、このクラスは、ちょっぴり座学のマクロビオティックなお話盛りだくさんでいきたいと思います。ま、無何有庵らしいマニアックな内容かも知れませんが(笑)。
そろそろ、折り返し地点。4月まで、どうぞよろしくお願い申し上げます。















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