リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

桑名六華苑ミニコンサート秋(2)

2020年09月11日 20時12分23秒 | 音楽系
なんでも六華苑の運営は部署が変わって福祉関連の所になったそうです。職員の方もかなり入れ替わったと聞いています。そのせいかどうかわかりませんが、このミニコンサート、年2回が1回になるということを春頃に伝えられました。本当は今年から1回になる予定でしたが、すでに演奏家の日程を決めてあったので、無理を言って2回にしてもらったところ、新型コロナ禍で春のコンサートがなくなり結果的に1回ということになりました。

福祉がどのように文化的あるいは芸術的活動と結びつくのかは、きっと私には理解不能な高遠かつ複雑な理論的構築がなされているのだと思います。今年も近いうちに桑名市内各家庭に配布予定の「あいりす」で広告していただく予定です。ちょっとフライングですが、こういう感じになります。



A4両面の「裏」です。字が小さく見つけるのも大変なので、どこにあるかをお教えしますと、左上にある7cm x 3cmの記事です。どこにもコンサートと書いてないので、旅行の案内と誤解されそうですが、わかる人にはわかります。このように内容もはっきりわからないし目立たちにくいのは実は新型コロナ対策なのです。例年多い時だと100人近くの方に来ていただいていてすっかり市民に定着しているこのコンサートですが、新型コロナ禍にあって100人も来ていただくと大変困るからです。

ちなみに昨年まではこんな感じで、約5倍の大きさで紹介していただいていました。2018年の春のコンサートの案内です。ちなみに「あいりす」は昨年まではA3二ツ折4ページでした。



六華苑のコンサートのプロデュースをさせていただいてはや14年を超え、それなりに人気があると密かに思っています。聴きに来てくださる市民の方、演奏してくださる演奏家の方、場を提供していただいている六華苑、そして及ばずながらプロデュースさせていただいている私の四者があってはじめて成り立つ当ミニコンサートシリーズ、大切にしていきたいものです。