リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

S.L. ヴァイス:メイキング・オブ・ミッシングパート(7)

2020年09月25日 20時24分03秒 | 音楽系
前回までに第一楽章を紹介しましたが、音源をアップしましたので、ダウンロードしてお聴きください。なお、楽譜を見ているだけではどんなサウンドなのかがわからないと自信を無くされた方、心配ご無用です。それが普通です。タブや五線譜だけを見て音を頭の中で再現することができるプロは異常な人たちです。(笑)

演奏はシベリウスの音源をそのまま使っていますのでかなり無表情です。シベリウスにはなんとリュートの音源が付いています。ただルネサンス・リュートなので、Dより下の音がありません。それでは困るのでバスの音はハープの音を重ねてあります。音の長さによってはヴァイオリンのアタックが少し遅れてしまいますが、まぁこれもご愛敬だと思ってご容赦ください。演奏はやや難アリですが、全体の感じは掴めると思います。それから装飾は全くついていませんので、頭のなかで入れてお聴きください。

第一楽章

なお、リンクは構いませんが、楽譜や音源の転載、改変はご容赦願います。コンサートで使用される場合はご一報ください。


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