先日のブログで、愛用の「半田吸い取り器」ヒーターリードが断線してしまったことを報告したが、ヒーターが入手出来ないものかと、ネット検索してみたが、ヒーター単体で合うものが見つからない。
現在標準的な、鏝先と吸い込みが同軸のものでは無く、ヒーターと吸い込み部が分離しているタイプ。
そこで閃いた。
ヒーターに半田鏝をそのまま使用出来ないかと。
吸い取りの鏝先径がφ6.0mmなので、これを差し込める鏝はというと60W用になる。
通販で購入も考えたが、特価品でも送料をプラスすると定価と変わらなくなるので、近くのホームセンターに無いか出掛けてみた。するとHAKKO製№503が1480円で売られていたので購入。
改造に取り掛かった。
鏝先は問題なく入った。ポンプON/OFFスイッチのケーブルが必要なので、ケーブルも今のものを使おうかと思ったが、ちょっと待てよ。似たコネクタが有ったはずだ。
以前、MIDI接続用にと購入してあったDIN-8Pコネクタが見つかり、見比べると中央のピンが余計なだけなので引き抜いた。ぴったり合った。
ケーブルにはマイク用3心ケーブルを使用。
アース接続も有ったので、ヒーター部外装に錫めっき線を巻き付けて接続した。スイッチには秋月から購入した大型タクトスイッチを使用し、柄に接着する。
オリジナルのヒーターは100Wだったので、これに比べると少し熱量は落ちるが、普通の工作には十分使えた。 だから、自動温度調整も必要無い様なので、直結とする(そのままACコンセントに)。
電源が連動しないので、時間が出来たら、吸い取り器本体にACコンセントを付けることにする。